フランスに移住して10か月が経った。

 

相変わらず私は無職ではあるけど、

子たちの学校の送迎と、

2歳の末っ子と遊ぶことと、

ごはんを作ることのルーティンに追われ、

まあまあ忙しく過ごしている。

 

でも頭の中は暇なので色んな事を考えているし、

FBやインスタでは吐き出しきれないことでも

つらつら書いていこうと思う。

 

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 20歳と35歳

 

キリのいい数字なので、

このタイミングでしたためておこうと思う。

 

私は20歳の頃に1年間語学留学をしていた。

学生だったその頃と、

社会人を経て結婚をし、

3人子供を産み、

35歳になった今、

私の目に映るフランスは全く別物になった。

 

物価だとか社会情勢はさておき、完全に自分目線で。

 

感じ方が変わったなあと気づいたこと。

 

1.シャワーだけの生活はしんどい。

 

学生時代、今ほど湯舟たっぷりのお湯を恋しがった記憶がない。

今の住居は湯舟があるが、お湯の使用量に上限があるので、

毎日じゃぶじゃぶ使えるわけではないし、

保温機能もないので一回冷めたら終了。

シャワーだけではなんかさっぱりせず、プチストレスの日々。

 

20歳のころ住んでいた学生寮にはもちろん湯舟はなく、

壁に固定されたシャワーで、くるくる回りながら体を洗ったり、

頭がシャンプーで泡だらけの状態で冷水しか出なくなったり、

タイマー機能でバンッと電気が消え真っ暗になったり。

 

そんな環境でも、1年間楽しく過ごしていた。

期間限定と分かっていたのと、若かったからだ。

 

2.スーパーの圧巻の食品陳列にわくわくしない。

 

端から端まで、1年かかっても制覇できない種類の

デザート、チーズ、ワイン。

若かった私は好奇心と食い意地で色んなものを試した。

その結果、1年で12キロの増量、

帰国後、就活のために買ったスーツは15号だった。

 

今回も気を付けようと思っていたが杞憂であった。

できない、胃が受け付けない、お茶漬けが恋しい。

 

暴飲暴食は若いうちにやりましょう(やりたければ)。

 

 

後半へ続く。