あなたがタテに 降ろすなら

私はヨコへと 遮りましょう

タテからヨコへと ヨコ槍入れて

あくまで無理矢理 ヨコ槍入れて

ジャジャジャ ジャジャジャ お邪魔ムシ

ジャジャジャと十字に お邪魔します 

 

 果たしてここは 何処なのですか

 果たしてここは ○(まる)なのですか

 果たしてここは ?(ハテナ) ?(ハテナ)

 

  ここが世界だ みんなの世界

  ×(バツ)であろうと ○(まる)であろうと

  ここがみんなの 世界だと

  あくまで そういうことにして

  初めはここを 平(たい)らにしました

  そして結局 ○(まる)にしました

  ○(まる)であろうと なかろうと

  囲いのことは ないしょ ないしょ

  あくまで ないしょの銀の世界

 

 

特別(スペシャル)部屋(ルーム)を作った時、楽長にはある考えがありました。それは、

「敢えてリタイアしてしまうように作っておこう」

 というものでした。つまり、落ちこぼれずにやり遂げた者を、大テン楽団へ留学させようという、楽長の思いがありました。

 

 その為、楽長はテロサーとパッチという楽員(テンシ)に

「ぜひ、特別(スペシャル)部屋(ルーム)で訓練してみませんか」

 と提案をしました。楽長からそう言われたテロサーとパッチは、特別(スペシャル)部屋(ルーム)の訓練に参加することを決めました。

 囲いがしてある特別(スペシャル)部屋(ルーム)は、閉ざされた場所となるため、自分の勝手にやろうと思えば、そうすることもできました。

 元々、個性の強かったテロサーとパッチは、特別(スペシャル)部屋(ルーム)では思う存分、その個性を発揮していくこととなるのでした。

 

 テロサーは、自分の歌より、自分以外の誰かの歌に関心を寄せる楽員(テンシ)でした。そして、一人ではなく、群れで歌うことを好みました。

それから、何かにつけ「ア~イ~」と歌いながら上を見て、あくまで存在していないものに思いを寄せることを楽しんでいました。

そんなテロサーの影響を受けた楽員(テンシ)たちは、みんなで「ア~イ~」と歌いました。

 

 パッチは、ちょっぴり音の調子が外れている、“お調子者”な楽員(テンシ)でした。

 だから、閉ざされた特別部屋では、パッチの調子は外れっぱなしになりました。そして、そんなパッチの“調子”に、多くの楽員(テンシ)たちは影響を受けることになりました。

 そして、“お調子者”のパッチは、ホラを吹くのが好きでした。例えば

「特別(スペシャル)部屋(ルーム)の作りは○(まる)になっていますよ」

というホラを吹き、あくまで調子を外しては、それを楽しんでいました。