先日、練習の心得というタイトルの記事を書きました。今回はその続編とでも言うのでしょうか?セットで覚えていただけたら幸いです。

さて、前回の練習の心得では、いかにミスをなくすか?その具体的な練習方法や考え方について学んでいきました。今回はその逆。どういう事か?

仮に、練習では100%の成功率でも、本番では大なり小なりミスはするものです。当然ながらミスをしたら慌てるのが人間です(笑)しかしながら、実際の演奏(ライブやセッションなど)では止まることができません。なので、練習の段階で本番を想定して演奏することが大事になってきます。

具体的にどのように練習したら良いのか?それは、何があっても止まらない事です。ミスをしても、インテンポをキープして下さい。ミスしたところからやり直してはいけません。ミスした事はすぐに忘れて(笑)何事もなかったかのごとく次のフレーズを弾けば良いのです。

この練習方法を取り入れる事により、ミスをした時に大きく崩れないという技術とメンタリティーを手に入れることができます。

前回の記事から考えると一見矛盾しているのですが、どちらが大事とかではなく両方ともバランスよく練習に取り入れてもらいたいのです。

大事なことは、何があってもあきらめずに最後まで弾き通すだけの技術・メンタル・集中力・体力をつける事です。ライブ活動している方は、1曲目からアンコールにいたるまでの数曲(数十曲)ある訳ですからなおさらですよね。

レコーディングでは、録り直しが何回でもできますが、録り直せば良いテイクがとれるとは限りません。なのでレコーディングの時でも今回の考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか?

練習の心得Part1はこちら。