さとちゃんは、高校生の時、けっこうスキーにはまっていました、春休み間近のある日、校門の所で近所の教会の人がチラシを配っているので見てみると、スキーツアーのチラシでした、しかも、めっさ安い!多分相場の70%Offくらいだった、次ぎの日いつも一緒にスキーに行ってる仲間に見せると、安すぎる、これは何か裏があるに違いない、という意見にまとまりましたが、一応、教会に話を聞きに行く事に、すると、行き先が国民休暇施設で元から安く、教団本部が自前のバスを出すので交通費もかからないとの説明、最後にストレートに「しつこく勧誘とかされへんの?」と聞いてみると、ミサはあるが自由参加との事だったので申し込みをして、いつもの五人組で行きました。施設も新しく、雪質もよくて満足、夕食後、卓球をして盛り上がっていると、教団の人が呼びにきました、ミサは自由参加って聞いてるし参加しないと伝えると、うちが強制してるのではなく、施設に団体としてスケジュールを提出してるのでいてるだけでいいので来てくれと頼まれました、しぶしぶ着いて行くと小さなイベントホ-ルの様な部屋、さとちゃんたちはいちばん後ろの席にじんどりました、まあ、ありがちな、ありがたい牧師さんのお説教や逆境にたたされた時に信仰によって救われた信者さんの話を聞かされ、クライマックス(笑)は「では皆さん目を閉じて下さい」司会の人が言い出しました、「それでは、今日初めてこの会に参加された人で、また来たいな~、もっとお話が聞きたいな~と思った方は、手をあげてみて下さい、誰も見ていませんよ~」そして、「は~い、は~い、あっ、そちらの方も、は~いけっこうですよ~」といかにも何人も手をあげているかのように、優しい声でいいはなっちゃってました、が、いちばん後ろの全てを見渡せる席で目を見開いていた僕たちは誰一人手をあげてないのを目撃していました。(笑)その後、僕たちは何故か、このことを、誰もツッコむことなく、ただ顔を見合わせて、うなずき、半笑いで卓球場にもどりました。(笑)