今日はサプリのお話。

うつ病、メンタルヘルス疾患によいとされるハーブ
「セントジョーンズワート」


別名「サンシャインサプリ」

効く効かないではなく、『効く』ので副作用が問題なサプリと言われます。

ドイツなど、薬からハーブなどへの置き換えに関心の高い国では医薬品扱いです。

しかし、この副作用も「証」(東洋医学的な診断)をきちんと立てれば問題ないと思います。

しかし、いろいろと探してみましたがセントジョーンズワートの証は見つからず。

なので、自分の臨床経験にもとづく証だてをのせます。

後は自分的まとめ。

『証(東洋医学的効能)』
メインは活血の即効性が期待でき心血虚によい。
補腎の作用もある。
※副作用を抑えたければ証だて(東洋医学的診断)が必須。
肝火による不眠には逆効果と思われる。
心血虚がない患者は心煩、動悸が出易い。

『作用』
軽度の抑うつ症状、気分の落ち込みに効果がある。
やる気が出るので栄養ドリンク剤の代わりにもよい。
ドイツ、オーストラリアなどでは、セロトニン分泌誘発作用を期待して抗うつ剤として医薬品扱い。
ドイツのコミッションE (ドイツの薬用植物の評価委員会) は、うつ状態に対する使用を承認している。
1996年ドイツでセントジョーンズワートの有効成分の「ハイペリシン」と、抗うつ薬との比較判定が行われました。
その結果セントジョーンズワートは、一般に使われている抗うつ薬のアミトリプチンやイミプラミン、プロザックと比較して、同等の効果があり、三環系抗うつ剤などの抗うつ薬と比べて副作用が無く、安全性が高いことが証明

『用法、用量』
経口摂取で適切に短期間使用する場合、おそらく安全と思われる。
セイヨウオトギリソウ抽出物は続けて使用した場合、少なくとも8週間までは安全だと思われる
但し大量摂取した場合は、危険性が示唆されている。
抽出物を一日1,800 mg以上摂取すると、重症の皮膚光感受性反応を起こすため危険である
『副作用』
光過敏症や睡眠障害、胃腸の不調、落ち着きのなさ、不安、動揺、いらつき、疲労感、めまい、および様々な医薬品との相互作用がある
ヒトにおいては光感作はまれにしか見られないが、色白な人が本品を使用する場合、過度の日光への照射は避けるべきである
うつの患者では軽い躁状態や、双極性の患者では躁状態が誘導されることがある
不眠が最も良く見られる副作用であるが、これは摂取量を減らすと軽減される

『不適応』
不眠症
妊娠中・授乳中の経口摂取は、危険性が示唆されていることから避けるべきである。
セロトニン系の抗鬱剤と併用しない
薬物代謝酵素[チトクローム (Cytochrome) P450、特にサブタイプであるCYP3A4及びCYP1A2]が誘導され、インジナビル (抗HIV薬) 、ジゴキシン (強心薬) 、シクロスポリン (免疫抑制薬) 、テオフィリン (気管支拡張薬) 、ワルファリン (血液凝固防止薬) 、経口避妊薬の効果が減少する可能性がある。