ラジオコラム「食品ロス」 | ようこそ、さいママのブログへ。

ようこそ、さいママのブログへ。

"Welcome to SAI-MAMABlog "Momsmeet"PersonalizedPostnatal Care".
医療職×多業種のパートナーシップモデル
産前・産後・妊娠・出産・育児情報ブログ
NPO法人さいママ運営
未来のママ、未来の子供達にまでもつなげたい!と思える「産後ケア」のカタチを。

こんにちはむらさき音符さいママですニコ

 

今回は、昨年12月15日でラジオで放送されました

「食品ロス」についてのお話をご紹介したいと思います。

    

 

    
ラジオ「ママ大好き」は、
さいママの助産師である岡田美香さんが
育児中のみなさんのお悩みや疑問に応える10分番組です。
FMラジオ87.3MHz 
「REDS WAVE つながるさいたま」
13:18頃~ 毎週木曜日(第一週目を除く)
好評放送中!

 

 

 

〈目次〉

1、食品ロスって?

2、年間の食品ロスの量

3、3食食べられない子どもたち

4、私たちができること

 4-1、買い物編

 4-2、保存方法編

 4-3、備蓄編

 4-4、外食編

5、さいごに

 

 

  1、食品ロスって

 

 

食品ロス

本来であれば食べることができる状態のものなのに、捨てられてしまう食品のこと。

 

捨てることはもったいないことですが、

ロスが出ることは環境にも良くないという側面もあります。

 

みなさんは、その食品ロスの量、どれくらいあるのかご存じでしょうか?

 

 

 

  2、年間の食品ロスの量

 

(令和2年の日本の推計量)

[合計] 

約600万t

 

[内訳] 

約275万t(企業から出るもの)

 ・規格外のもの

 ・返品されたもの

 ・売れ残り

 ・食べ残し

 

約250万t(家庭からでるもの)

 ・食べ残し

 ・直接廃棄(*)

 ・皮の剥き過ぎなどによる過剰除去

*直接廃棄

・・・食べるつもりで買ったのに、期限切れなどの理由で手を付けないまま捨ててしまうこと。

 

 

さて、この600万tという数字、どのくらいかイメージできますか?

 

 

例えば町を走っている10tトラック、

1台でも相当な迫力を感じる大きさですよね。

 

長さがだいたい10mあるかと思いますが、

600万tというと、この大型トラックで約1,430台分になります。

 

これでもなかなかピンとは来ないかもしれないですが、それほど膨大な量なんだということですね。

 

 

あるいは、日本の人口1憶2千万人すべての人が、毎日お茶碗1杯分のごはんを丸々捨てていることに匹敵する量だとも言えます。

 

生まれたばかりの赤ちゃんから寝たきりのお年寄りまで、全員、毎日です。

 

 

 

  3、毎日3食を食べられない子どもたち

 

このような現実がある一方で、

6人に1人の割合で、毎日3食のごはんを食べられない子どもがいるという統計の報告もあります。

 

同じ日本の中の話なのに、

毎日ごはんを捨てている事実、

1日3食食べられない事実。

 

歪んだ状況ではありますが、これが現実なんです。

 

 

 

  4、私たちができること

 

今、私たちができることは何でしょう?

 

ほんの少しの行動が軽減に繋がると言われてい食品ロス。

 

基本は『必要な分だけ購入して、食べきること』

 

簡単なようで案外難しいですよね。

 

そこで、今日から誰でも実践できる、食品ロスを出さないためのコツをお伝えそたいと思います。

 

 

4-1、買い物編

広告や店頭で思いがけないセール品を見つけた時、ついつい購入してしまうことないですか?

 

もちろん買って食べきれるのであればOKです。

 

でも、生鮮食品は特にそうですが、

使う前に悪くなってしまったり、

期限が切れてしまって廃棄することになれば本末転倒です。

 

安いからといって要らないものは買わない

買い物へ行く前に冷蔵庫やストックを確認する

 

このワンアクションが食品ロスに繋がり、食費の軽減にもなります。

 

 

4-2、保存方法編

野菜はキャベツ1玉とか、

お肉などは大容量パックで買った方がお買い得なものもあったりしますね。

 

このように食材を多く買った場合は、

小分けにしたり下処理して上手に保存しましょう。

 

長持ちますし、最後までおいしく食べられます。

 

 

今は動画サイトなどで、調理方法や保存の仕方が簡単にチェックできる時代です。

 

手軽に楽しく学びながら、情報を得るのもいいかなと思います。

 

 

4-3、備蓄編

先ほど、使う分だけを買いましょうとお伝えしましたが、災害などの時のために備蓄している方も多いかと思います。

 

しかし、中には備蓄と言えど、

食品やお水などは賞味期限があります

 

たまに期限を確認しつつ、

期限が近いものがあったら普段使いに回して、

その分また備蓄用として買い足すという『ローリングストック』をするといいですね。

 

 

また、備蓄食品はそのままでもおいしく食べられますが、ちょっとアレンジするともっとおいしく変身できたりします。

 

消費者庁農林水産省のHPでも、

こういった取り組みやアレンジのアイディアが紹介されていますので、

覗いてみると新しい発見に出会えるかもしれません。

 

親子で楽しく情報をうまく活用して、

日ごろから食品ロスについて意識できたらいいですね。

 

 

4-4、外食編

 

外食するお店でも、食品ロスを減らす意識してみましょう。

 

食べきれる分だけ注文したつもりなのに、思ったより早くお腹いっぱいになってしまって、食べきれずに残してしまうこともあるりますよね。

 

そんな時は、店員さんに一声かけるとお持ち帰り用に容器を準備してくださる店舗もあるので、活用してみましょう(有料も場合もあります)。

 

このサービスがあるお店を事前に選んで、食事するのも一つかもしれません。

 

 

4-5、その他

●食品を買うお店や外食するお店では、陳列されている順番で手前から取る

 

●期限の近い値引き商品を買う

 

 

 

  5、さいごに

 

長期のお休み前には、いつもより多くお買い物することもあるかと思います。

 

自分たちにできることを少しずつ積み重ねていって、食品ロスを減らしていきましょうということで、今年最後の放送とさせていただきました。

 

新型コロナウイルスが収束しないなかで、インフルエンザも流行ってきていますが、

免疫力を高めて元気に過ごしていただきたいと思います。

 

 

 

*コラムに関する疑問・質問*

〈宛先〉

REDS WAVE 「ママ大好き」のコーナーまで

メールアドレス mail@redswave.com

 

 

 

編集後記

先日、久々に道の駅に行ってきました。

 

お目当ては地元のお野菜です。

 

新鮮なお野菜たちがたくさん並んでいました。

 

スーパーでは規格外だったり形が悪いものでも、ここでは安く売っていて、大助かりでしたピンク音符

 

見た目が多少良くなくても味は一緒なので、

全然気にしてませんニコニコ

 

お財布に優しいし、地元にも貢献できて、大満足飛び出すハート

 

場所によっては、県外の方々がいらっしゃっていたり、混雑している時間帯もあるかもしれませんアセアセ

 

混んでいない時間を見計らって、道の駅や直売所などに足を運んでみるのも、

楽しみながらできる食品ロス対策なんじゃないかなと思っています。

(さいママブログ担当)

 

 

 

 

産前産後のお悩み、育児に関するご相談などはこちら

さいママHP・公式LINE・Instagram はこちら