こどもがRSウイルスに罹った時の体験談。 | ようこそ、さいママのブログへ。

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こんにちは!

さいママのブログ担当です。

 

 

先日のラジオコラムで「ヒトメタニューモウイルス」を取り上げました。

 

ブログ担当である私の娘は5歳になりましたが、

まだヒトメタニューモウイルスに感染したと診断されたことはありません。

 

でも、先日のコラムでお伝えした

ヒトメタニューモウイルスの症状と似ていると言われている

「RSウイルス」には1度罹ったことがありました。

 

今回のブログでは、その時のことについてお伝えしたいと思っています。

 

同じウイルスに罹ったとしても

症状はお子さんによって違いますし、

程度や治るまでの過程もさまざまです。

 

看病するママやパパの心構えというか、

当時私が感じたことなどもお伝えしつつ、

あくまで“私個人の体験談”として読んでいただけたらと思います。

 

 

 

≪感染当時の子どもの状況≫

・生後7~8か月

・ミルク育児(入園のタイミングで混合から完ミに変更)

・離乳食初期

・身長/体重 約63㎝/約6.5㎏

 

 

 

いつもとはちょっと違う気がする...

 

とにかくが辛そうで...

 

朝から晩までずっとゴホゴホ。

 

ドロッとした鼻水もたくさん出て、

まだお鼻チーンができなかったので、

ひたすら鼻吸い器で取ってましたアセアセ

 

酷くなる前にと思って受診しようとしたその日は

ちょうどかかりつけの小児科がお休みの日で、

いつもとは違う病院へ行くことに。

 

慣れない病院と、

はじめましての先生と、

初の本格的な風邪というのが重なって、

いろいろドッキドキでしたアセアセ

 

RSウイルスと判明した時は

4月から保育園に行き初めて2ヵ月経ったあたり。

 

例年のRSウイルス流行時期ではなく、

春というかもはや初夏だったので、

まさかこの時期にかかるとはって感じで、

お医者さんもびっくりしていましたタラー

それまでの娘は咳や鼻水などの軽い風邪に罹ったことはあったものの、

高熱を出したことがなかったので、

これが保育園の洗礼かと思いましたね魂が抜ける

 

 

 

水分補給ってムズカシイ

 

病院から帰宅後は

30分ごとに少量のミルク

 ↓

哺乳瓶の殺菌

の繰り返し。

 

お医者さんから言われていた

こまめに水分補給をする

というやり方がイマイチわかっていなかったというか、

方法が間違っていたようで、

お薬を飲ませても咳は酷くなる一方だし、

おしっこの量もだんだんと減っていきました。


数日後これはマズイと思って再診したところ、
なんと入院の一歩手前なんだったとか驚き

あの時、

お薬を飲み切るまで様子を見るんじゃなくて、

念のためのつもりでもう一回病院にかかってよかった...無気力

 


その後、お薬を変えてもらって

結局は自宅療養で治ったのですが、
最初受診した時にもっと水分補給の仕方をちゃんと聞いておけばよかったなんて、今更ながら思います。

 

 

 

看護中のメンタル


そうは言っても、

子どもが体調崩した時って、
それが初めての子どもで

まだ小さい時なんか特に、
ママもパパもかなりパニックになるというか、
子どもを守らなきゃ、治すためにあれもこれも!

っていう一心で頭が一杯になりませんか?

 

お医者さんの言う通りにしなきゃ。

なにがなんでもお薬は絶対飲ませなきゃ、とかね。
 

 

子どもが心配な一方で、

頻繁に休んでしまって職場に迷惑かけて申し訳ないとか仕事のこともそうだし、

治りかけで園に預けたらまたこじらせちゃうかなとか、

考えることがいっぱいでワタワタしちゃう気持ち、すごくわかります。

 

風邪をひく度、

あーまた予防接種のスケジュールがズレちゃう、また予定組み直さなきゃとか、

離乳食全然進められなくて焦ったり、

自分の用事もリスケしなきゃってなったり。

 

こう毎月毎月病院にお世話になっていると、

この程度でまた病院行っていいのかなとか、

もらったお薬を飲み切ってからまた病院に行ったほうがいいのかなとか、
いつもより機嫌が悪くなるから授乳が頻繁になったり、

咳き込んで吐いたものが喉が詰まらないか、当時はずっと気が張っていました。


産後体力が戻っていなくて子どもの風邪をもらったり、

パパもママもわからないことだらけの中で、

日々選択と決定をしきゃいけない責任もあって、

不安の塊みたいなものが頭の上からドーンと乗っかているような感覚ですかね。

 

 

看病してる時って、

小さく産んじゃったから酷くなっちゃたのかなとか(切迫早産のため誘発による計画分娩で2000gちょっとで産みました。その後1歳くらいまでは曲線の下のラインぎりぎりをたどっています)、

あの時お風呂上りに早く服を着せなかったのが悪かったのかなとか、

お外やスーパーが寒かったかなとか、

お布団ちゃんと掛かってなかったかなとか、

自分の風邪を移しちゃったかなとか、
普段は気にも留めないことでも、

あの時がいけなかったんだと一つ一つが気になっちゃって、後悔して。

 

でもここまで心配になっていろいろ考えちゃうのって、

産後のホルモンバランスの関係もあって、

情緒不安定なところもあったんじゃないかなって今では思います。

 

 

 

当時を振り返ってみて

 

辛そうな我が子を前に、

自分のせいで、って思うのは当たり前というか、自然というか。

 

でもそう思うのって、常日頃から子どもと向き合っている証だからなんじゃないかと。

 

いくら対策をしたって罹る時は罹ってしまうと思うんです。

だからそういう時こそ、

看病するママやパパもしっかり休んでほしいと思います。

 

疲れているとマイナスな方向へ考えが行っちゃいますしねアセアセ

 


看病って意外と体力持ってかれるんですよね。

朝一番で病院の予約をして、

それに合わせて授乳の時間を考えたり、
機嫌が悪い子どもを抱えて、

周りに迷惑がかからないように診察まで何十分も待って、

暴れる子ども押さえながら診てもらって、

お薬をもらうのにもまた待って、
帰ったらまたミルクの準備してすぐお薬飲ませて...。

 

 

お薬も素直に飲んでくれれば最高だけど、

あれこれ本当にいろいろやって、かなり苦労しましたネガティブ

 

パパにあやしてもらいながら飲ませたり、

哺乳瓶の乳首に入れてみたり、

粉薬だったら練ってみたり、

アイス、クリームが入っているお菓子、お薬用のゼリー飲料に混ぜたり。

 

薬剤師さんに勧められた方法すべてやっててもダメな時はダメでしたねアセアセ

 

1回目はうまくいっても、次はそのやり方では全力拒否なんてこともよくありました魂が抜ける

 

でも親としては薬を飲ませないと治らないから、

早く治ってほしいから必死ですよねアセアセ

 

たぶん飲ませる時も必死さが顔に出ていて怖かったと思いますにっこり

 

だからお薬をこぼされた時にはもうイライラMaxもやもや

 

「飲まないと治らないでしょ!」って大きい声で言っても無駄なのはわかっているけど、

子どものためにやっているのに否定されているような気がして、

イライラを通り越して虚しいというか悲しいというかガーン

 

もうそんな時はパパ頼みです気づき

パパだとすんなり飲んでることもありましたピンク音符

ありがたや~ニコニコ

 

 

あと、症状のこととかでわからないことがあったら電話で聞くこと!

 

スマホで調べて解決するならいいかもしれませんが、

当時の私は正解がわからなくて不安になるだけでした。

 

だからそういう時は、保健センターや#8000だったり、

さいママはもちろん、

今は民間でもいろいろな相談先があるので、

思い出した時にちょっと調べておくと安心材料になるかなとも思います。

 

 

親も一緒に休む

 

だから、看病している時はできるる限り手抜きというか力抜いていきましょピンク音符

 

ごはんは買ってきたもので済ませちゃう!!

お掃除もサボる!!

洗濯もコインランドリー様様!!

 

とにかく、看病する親も子どもと一緒に身体を休めることが大切なんかなって思います。

 

そうしないと看病疲れでどんどんネガティブになっちゃうし、

子どもが回復したころに、今度は自分が具合悪くなって負のループなんてことも凝視

 

お仕事の関係もあるかと思いますが、

可能なら子どもが寝ている時は一緒に横になるびっくりマーク

これ大事!

 

 

 

さいごに

 

助産師でも専門家でもない、

子どもを一人育てているだけの私が言ったところで何の説得力はないかもしれませんが、

ちょっとでも参考になれる部分があるといいなと思って、今回記事にしてみました。

 

 

これからの時期、いろんな感染症に罹りやすくなってきます。

 

毎日育児を完璧にこなそうとするなんて無理な話ですから、

普段から力抜ける時は抜いて、

家族にお願いできるところはお互い任せ合って、

そんな感じでいいんじゃないかなって思いますニコニコ

 

まとまりのない文章で長文になってしまいましたが、

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

さいママブログ担当

 

 

 

 

後日談

 

ちなみに、お薬の飲ませ方、

いろいろ試したなかで一周回って最終的にたどり着いたのは、

「シンプルにそのまま飲ませること」

今までの苦労よ...爆笑

 

シロップならそのまま、

粉なら溶ける量の少量の水で溶かすだけ。

あとはひたすら褒めるびっくりマーク

 

粉薬の飲ませ方で知り合いの薬剤師さんによると、

「昔からある赤いパッケージで、中にクリームが挟んであるあのビスケットにお薬を混ぜる」とバレにくいんだとか気づき

 

追いクリームをするとバレにくさUPするみたいですピンク音符

 

乳製品や小麦アレルギーがないお子さまでしたら、

試してみる価値アリかもですグッ