こんにちは
さいママです![]()
今回は7月28日にラジオで放送されました「睡眠」についてパート1の内容をご紹介します。
今日は睡眠についてのお話です。
ここ最近、猛暑以上のような暑さだったり、悪天候も頻繁に起こっていますが、みなさんお元気でしょうか?
このような天気な続いていることもあり、睡眠に関するご相談もいただいておりますので、本日はその話をしたいと思います。
睡眠のはたらき
そもそも、なぜ人は睡眠が必要なのでしょうか?
みなさん考えたことはございますか?
人は一生のうちの1/3は睡眠時間と言われています。
そのはたらきは主に5つあります。
①身体を休める
②心を休める
③成長ホルモンなど必要なホルモンを分泌させる
④傷ついた細胞を修復する⑤見たこと・体験したこと・記憶したことを整理し定着させる
つまり、睡眠は“心身のメンテナンスの時間”というわけです。
物にメンテナンスが必要なように、人にも睡眠によるメンテナンスが大切だということですね。
睡眠不足の原因
睡眠が十分に取れない理由には2つあります。
①睡眠習慣の乱れ
・睡眠不足
・シフトワーク(夜勤や不規則勤務)
などによって体内時計がずれてしまい、生活リズムが崩れてしまう。
②睡眠障害
・睡眠時無呼吸発作
・不眠症
日本人の睡眠時間は?
興味深いデータがあります。
ドイツ、イギリス、フィンランド、日本をはじめとする世界11か国で、就労者の平均睡眠時間を調査した事例をご紹介したいと思います。
調査結果によると、11か国のうち多くの国の平均睡眠時間が8時間20分であることがわかりました。
一方日本は、世界の中で男女ともに最も睡眠時間が短く、平均で7時間20分と報告されています。
さらに女性は男性よりも20分も短い7時間とい結果が出ました。
家事や育児の他に仕事するようになった女性の日本社会を反映しているのかもしれないですね。
睡眠不足の影響
心身のメンテナンスである睡眠が、何かの理由で十分に取れないとどんな影響を受けるのでしょうか?
・日中の眠気
・意欲低下
・記憶力減退
などの精神機能の低下を引き起こす。
・体内に必要なホルモンの分泌
・自律神経の機能
にも影響が出てくる。
・脳梗塞
・脳出血
・糖尿病
などの生活習慣病にもかかりやすくなる。
・うつ病
・適応障害
にも繋がる。
ここまでは大人の場合のお話をしました。
では、子どもと睡眠の関係はどうでしょうか?いろいろな研究からわかってきたことをお伝えします。
子どもの睡眠不足の影響
・肥満
・生活習慣病
・高血圧
・糖尿病
・うつ病
など、大人と同様な症状が出たり、発症率が高まります。悪化させる可能性もあるようです。
睡眠不足の対処
早寝早起きを基本としながら生活習慣を見直しましょう。
子どもの適切な睡眠時間
過去の偉人の中には、ナポレオンなど“ショートスリーパー”と呼ばれる人もいました。
彼は4時間の睡眠で十分だったそうです。
しかし、子どもはショートスリーパーでは心身のメンテナンスはできません。
厚生労働省によると目安として、
1~2歳⇒11~14時間
3~5歳⇒10~13時間
6~13歳⇒9~11時間
は必要だということです。
少ないなと感じたら少し見直していただければなと思います。
ママやパパがフルタイムで働かれているご家庭は、幼稚園や保育園のお迎え時間が遅くなってしまったり、塾や習い事で難しい部分もあるのは重々承知しています。
その中でいかに早く寝させるか、日々工夫されていると思いますが、これからも睡眠に対して意識していただきたいなと思い、本日はこのテーマでお話させていただきました。
私自身子育て時代は、これだけ十分取ってあげられたかなと反省も意味も込めつつお話させていただきました。
もちろん睡眠時間は個人差があるので、先ほど述べた適切なに睡眠時間に縛られる必要はありません。
でも、子どもにとって成長期の睡眠はやはり大切だなと意識してもらえたらと思います。
日中はお仕事や家事で子どもとのコミュニケーションをなかなか取れない分、寝る前はじっくり読み聞かせをしたり、幼稚園での出来事を嬉しそうに話すのを聴いたりして、子どもの中でモヤモヤしたまましたまま眠りにつかないよう、心がスッキリした状態で寝かせたいと心掛けています。
ただ、どうしてもお布団に入る時間が遅くなってしまう時もあります。
今日は遅いからと絵本を途中で切り上げたり、「もうお話は終わり!」と強引に寝させたり、悪いことしちゃったなあぁといつも思いますね![]()
最近は「運動会の練習を見せてあげる!」と寝る前なのに汗だくになりながら張り切ってるのを見ると、早く寝かせたい反面、きちんと見てあげたい、話を聴いてあげたいのせめぎ合いで![]()
「よし!今日は早く寝れるぞ!」って時に限って、子どもはいつまでもお布団の中でお話してたり歌ってたり朝ごはんを何にするかひとりで悩んでいたり![]()
あと何年寝かしつけができるかと思うと寂しいですが、寝る前のコミュニケーションも大切にすることで、睡眠の質も上がってくれたらなぁなんて思います
(さいママブログ担当)。
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