こんにちは
さいママです![]()
今回は、
11月11日放送分FMラジオの内で放送された
「REDS WAVE つながるさいたま『ママ大好き』」のコーナーより、
「子どもの誤飲について」の内容をご紹介したいと思います。
子どもは月齢が低いほど誤飲の可能性が高まります。
食事の際の誤飲は、対策として
①小さく切ってあげること
②飲み込むまで大人が見てること
などの方法があります。
それでももし喉に詰まってしまった場合は、
子どもの後ろに回り、子どもの頭を下に向け、
背中を軽く叩いてあげると吐き出す場合があります。
しかし、うまく吐き出せない場合は窒息する可能性もあるので、救急車を呼びましょう。
誤飲は食べ物だけではありません。
日常生活に潜んでいる危険なものとして、主なものを5つご紹介します。
①小さなおもちゃ
おもちゃのパーツや小さなブロックなど、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるご家庭は特に注意が必要です。
もし誤飲してしまった場合は、食べ物を詰まらせた時の対処と同じようにしましょう。
②たばこ
紙たばこの場合、子どもは1本の半分の量を口にしただけで致死量に達します。
また、水に浸けてあるたばこ、もしくはたばこを浸けた水を誤飲すると、たばこに水分が含まれることでニコチンなどの成分の吸収率が高くなります。
もし誤飲した・誤飲した可能性がある場合は直ぐに救急車を呼び、
・どの程度の量を食べたのか
・食べてからどれくらい時間が経ったのか
を伝えましょう。
なお、たばこを誤飲してしまった時は無理やり吐かせないこと、
化学反応が起きないように水なども飲ませないことが大切です。
何より、子どもの届かない所に置きましょう。
③大人が飲む薬やサプリメント
子どもは大人が飲んでいるのを見て、自分も真似をして飲んでしまうことがあります。
大人の飲む量に対して子どもの体には効きすぎてしまい、副作用も強く出ることもあります。
もし誤飲した・誤飲した可能性がある場合は直ぐに救急に連絡し、
どんな薬を飲んだのか伝えましょう。
病院へ行く時は飲んだ薬を持参したり、写真を取っておくと良いでしょう。
また、薬類も子どもの手の届かない所に置きましょう。
④ボタン電池
よくおもちゃに使われていることがあります。
古い電池と交換した時に電池を捨て忘れてその辺に置きっぱなしにしてしまったり、換えの電池も子どもの手の届くところにおいてあると非常に危険です。
電池を誤飲してしまうと胃に穴が開く可能性があります。
もし誤飲した・誤飲した可能性がある場合は直ぐに救急車を呼び、
・電池の種類
・飲んでからどれくらい時間が経ったのか
を伝えましょう。
電池も子どもの手の届かない所に保管しましょう。
⑤漂白剤
漂白剤は粘膜を傷つけます。
誤飲してしまった場合はまず救急に連絡します。
少し舐めた程度であれば水で口をすすぎます。
それがまだできないお子さまであれば、救急車が来るまで何もしなくて大丈夫です。
舐める程度以上の量を飲んでしまった場合は、水や牛乳、生卵を飲ませることで胃の粘膜を保護することができます。
吐かせることはやめましょう。無理に吐かせると食道や気管を傷つけたり、肺に入ってしまうと大変危険です。
病院へ行く際は、容器や写真を持っていきましょう。
漂白剤も子どもの手の届かない所に保管しましょう。
子どもにとって危険なものは、家の中を見回してみると意外とあります。
ですが、まずは「子どもの手の届かないところに置くこと」が大事です。
また、いざ誤飲してしまった時は焦ります![]()
対処法は目に見える所に貼っておくなどしておくと安心ですね![]()
「ママ大好き」は、さいママの助産師さんでもある岡田美香さんによる5分番組。
FMラジオ87.3MHz
「REDS WAVE つながるさいたま」
13:20頃~ 毎週木曜日(第一週目を除く)
に放送しています。ぜひお聞きください![]()
NPO法人さいママ
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
Instagramもやっています
https://www.instagram.com/npo_saimama/