この日。
朝運転して次女のプリスクールに送っていたときでした。
8:46。
ラジオからは、普段なら、ハイテンションなDJ同士の会話が多いのに、男性DJの静かなアナウンス。
そう。
9/11です。8:46は、ツインタワーの一つに飛行機がぶつかった時間です。
しばらくの沈黙の後流れた歌は、これでした。
当時わたしは大学生。
夜ニュースを見ていて、え?何?と一瞬映画?と思いました。
その十年少し後に、まさか自分がアメリカに住むとは思ってもいませんでした。
夫はその年にアメリカの西海岸に一人旅をしています。
自分が旅をした、その国で、とんでもないことが起きている、と思ったそうです。
この日は、学校の国旗が、半旗になっていました。
今何かしら関わりのあるこちらの知ってる人も、何らかの形で、このことに関わってるのかなと思っていたこともありました。最初の方かな。
しかし、あちらから話さない限りは、わたしが根掘り葉掘り探る権利はありません。
時間的にだいたい毎年ラジオを聴いていることが多い、8:46。
わたしなんぞテレビで観ていただけの人間ですが、この日をこちらで感じたのは、今年で5回目でした。
節目、なんて使うとおこがましいですが、5回もこの日をこちらで迎えたなんて当時のわたしが知ったら、どう思うかなと、ふと感じました。