2017年4月19日




18時頃病院より帰宅

家には父
が仕事を終えて、居間でテレビを見てました。
うちは自営業で父と弟は一緒に仕事をしています。
弟の携帯の留守電に母と病院に行く事を伝えていました。
父
は職人気質の頑固な性格です。
父似の姉とはよく衝突
し、
私はあまり父とは接せず、
普通に接して会話してるのは母
と一人息子の弟ぐらい。
「ただいまー
」
「んー
」
「お父さん、足のこぶなんやけど、がんやった
(ちょっと早口)」
「…………
」
「でも大丈夫やから。あんま深刻にならんといて
(やっぱり早口)」
「…………そうか
」
「うん
」
会話終了。
でもショックを受けてるのは伝わる。
どう話したらいいか悩んでるのも。
ごめん父
。
任せた母
。
そそくさと自分の部屋へ
私が部屋に戻った後、やはり父
は母
に話を聞いたらしいです。
自分の部屋で職場の上司に
がんの告知を受けた事を伝え、検査を受ける為、4月25日は休ませて欲しいとお願いしました。
その後、保険証書をひっぱり出して目を通しました。
次の日は昼出勤。午前中に保険屋さんに連絡しなきゃなぁ……
なんやかんやして、寝る時間になった頃、母が「一緒に寝る
」と布団持って私の部屋にやってきました。
夜中。
「まあっ



!!」
なんで起こされたかわからずにいると「うなされてたよ

」と、母。
そして。
私を抱き締めて母は泣き出しました。
大人二人だと狭いベッドで、隣で眠る母の肩をぽんぽんしながら、
申し訳なさでいっぱいになりました。