PGT-A(着床前染色体検査)について。


医学的な見地からも

倫理的な見地からも

賛否があることは知っているので、



あくまで個人の感想として

少しずつ記録を残しておきたいと思います真顔



これまで、胚盤胞9個を検査に回しました病院


■37歳までの胚5個と39歳の胚1個

42歳の時に融解して検査、再凍結。


A (正常胚)判定 1 (4AA)

B (モザイク胚)判定 1 (4AB)

C (異常胚)判定 4 (4AB/4AB/5AB/4AB)


■43歳以降の胚盤胞 3個


A (正常胚)判定 0

B (モザイク胚)判定 1 (4BB)

C (異常胚)判定 2 (3BB/5AB)

基準に満たずPGT-Aしなかった胚 1 (5BC)



うーん、

目を覆いたくなる正常率の低さゲロー



正常胚、昔の1個しかないしポーン

娘よ、よく生まれてきたなー。


PGT-Aを知ったのが42歳の時だったから、3941歳や娘出産前に移植していた胚盤胞たちは検査に出していません。



研究に参加する前提ではあるけど、

着床不成功が続く高齢の当事者である

自分にとっては、時間をお金で買う行為。

生まれてこられない胚を移植する時間や

流産で時間や心をすり減らすリスクを

回避できることに大きなメリットを

感じていました流れ星



娘の出産以降、10回ほど胚盤胞移植したけど

化学流産ではなく

はっきり妊娠判定が出たのは

このA (正常胚)判定の胚のみ。

※残念ながら10週で流産してしまったのは別の話とします。


この経験が、わたしのPGT-Aへの

信頼度を上げたのだと思いますヒヨコ



あと、個人的に思っている他のメリットは、

正常胚は「妊娠判明後、急いで

NIPT(出生前診断)する必要がなくなる」

ということなのかな。

NIPTで調べる染色体異常は網羅しているから。



この点については、生まれてこられる

異常胚を戻さないと決めた場合、

事前の命の選別に繋がると

問題視をしている方が

いることも知っているけど



その方が育てるわけではないし、

結局、PGT-ANIPT

当事者がカウンセリングを受けて

どのリスクをとるのか

真剣に考えないといけないのだ。


※モザイク胚は、やるならNIPTではなく確定的な羊水検査になるみたい。



一方で、

正常胚とモザイク胚を

既に使い果たしてしまったわたしガーン

目下のモヤモヤがありますうずまき



それは・・



指摘がされている

「偽陽性の可能性」をどう考えるか!?

(異常と出てしまったけど、

本当は生まれてこられる胚である可能性も

ほんの少しだけど、一定数はあるらしい)



染色体の線がグッチャグチャな胚は

廃棄してしまったけれど。

この可能性があるから、

C判定の胚全部をまだ

捨てきれないでいるのです笑い泣き



なかなか胚盤胞にならなくなってきたし

この胚盤胞一つ作るのに、

100万はかかったと思うと・・真顔

あと、娘になった胚盤胞も、

こんなに正常率が低いのだから

もしPGT-Aしていたら偽陽性で

排除しちゃっていたのかなぁ、とかうずまき



かといって結果が出ている以上

戻すモチベーションはないのですが、、

未練笑い泣き



遠くない未来、技術革新で精度が上がったら

また融解してPGT-Aに出してしまいそうあせる


たとえば。うう、16番だけ三倍体で惜しい!と思ってしまうけど、生まれることはない決定的な異常らしい。あとはキレイなのにーー涙


ちなみに。

存在感が薄い

「見た目が検査基準に満たず

PGT-Aしなかった胚盤胞」1つ。


これについては、

選択肢がなくなったら

たぶん移植してみると思います。

グレード悪くても出産に至る

ケースもある!という理由で。



そうなると・・・



見た目と成長過程が良好で、検査で異常と出た胚は移植しないつもりだけど

見た目が良くなく、染色体の状態が分からない胚は移植してみるつもり。



なんだか、ねじれが生じますね、、

複雑なキモチ滝汗



お読みいただき、ありがとうございました恋の矢