クリニックを選ぶときに求めるものは、

その人の深刻度や価値観によって

そして、その人の情報量や情報深度によって

変わると思います。


大事とされているのは

・優しい先生がいるなど評判が良い

・実績がある

・家から近くて通いやすい

・キレイで快適

・治療方針が求めている方向と一致する

・続けられる価格設定

あたりかな!?


わたしが求めるものは

「結果を出してくれる」

この一点。

そりゃそうだ笑い泣き!?


言い換えよう。

わたしの場合、散々失敗しているから

「結果を出そうとする執念メラメラ」が

見えなくなってしまうと

急に心が離れてしまうようです。


先生が感じが良い、寄り添ってくれる

自分にとっては

nice to have(あったらいいな)であって、

must(絶対に必要)ではない。

愛想なくても、説明少なくても大丈夫。

これまでの経緯を踏まえて、考え抜いてくれているなら。


二人目妊活途中で

一人目を授けてくれたKから転院したのは、

不成功が続いていた中で

PGT-Aを選択肢として提示してもらえていなかった衝撃がけっこう大きい。


2年弱で12回採卵して、7回胚盤胞移植をした。

あまりに着床しないので

再通院から1年で

着床の窓のタイミング検査(ERA)

子宮内フローラの検査、子宮鏡検査など

50万くらいかけて検査もして。

それでも1年うまくいかなくて。


「なかなかできませんねぇ。次に採卵したらPGT-Aやります?」

とようやく聞いてもらったのです。


2020年の秋口。その時のわたしにとって、

PGT-Aは初めて聞く言葉。

聞くと、臨床研究に参加するという名目で「体外受精が2回不成功であれば、染色体検査に参加できる」とのこと。年齢など他にも参加条件あるんですが、いわゆる着床前診断ですね。

異常な胚を予め移植候補から外すことで、高齢など時間との勝負の人に移植期間や流産などで無駄な時間を使わせなくて済む。


ん?ちょっと待ってポーン

わたしそれまでに一体何回失敗したんだ!?

2回どころじゃないんですが・・・チーン


既に凍結されていた2つの胚盤胞は、

(その時のK的には融解・再凍結不可で)

PGT-A対象外とのこと。

えええっ


もちろん胚盤胞1つあたりのPGT-A費は

10万超えと高額。

簡単に提案できないのかもしれない。

けど、ダメな卵を移植したら、

もっと高額なんだから。

高齢の卵の全部が正常ではないことは分かっているし(40代は正常がせいぜい1/20という説もゲッソリ)

移植のたびにドキドキ、フライングしていたわたしの時間と気持ちを返して欲しくなってしまった。。


わたしも、他にやれることはないのか

粘って聞くべきだったのかも。

先生方に頼り切って思考停止していたことは

本当に、反省。

同時に、ここを卒業する時だと感じたのでしたウインク


わたしの目的は、生児を得ること。

方針は、お金はかかるかもしれないけど、科学的に良いとされていることは全部やり、立証されていなくても安全ならチャレンジして、効率的に、最短でいきたい。


幾つかのクリニックに散っていた胚盤胞の

回収を目的としていた今回も。

最近、着床率を上げる「胚盤胞融解後に胚を、(内膜にくっつくように)ヒアルロン酸液にひたす」を導入したそうで、1万円でやるかを聞かれました。

やらない理由はない。「はい、お願いします!」と二つ返事。

けど、ちょっと待ってポーン

昨年11月末、もっとグレードが良い卵を戻す時にその話は出ませんでしたが・・・滝汗


Kは培養技術が超一流と聞くし(日本一の患者数だからそりゃ経験値が違うよね花)

妊娠できる卵しか凍結しないとも聞く。

実際にわたしはその恩恵にあずかった。

けど、改めて、治療も日々進化する中で有益な情報を引き出し切るのは

患者側からの課題感の提示など、要求テクニックも必要なんだな、と学びました。


今まで本当にありがとう、Kさんラブラブ


昨日は待合室で

「夜空ノムコウ」のオルゴール音が流れていて、

妙に胸が打たれたのでしたスター



今週、仕事関係の最後の送別会があり、取引先にいただいた花束。

心が安らぎますデレデレ


お読みいただき、ありがとうございました恋の矢