23時50分、井川似が「そろそろ!」なんて恐ろしい事を言い始めるものだから速攻で却下し、ハウスワインボトルでキープする。
もはや終電がなくなった2人はあとは楽しむだけ。
もともとユルめの子だから、この時点でのゴールは確心する。
「ちょっと酔っぱらっちゃった」の言葉を合図に、俺は提案する。
「1時間別飲みして、あとでカラオケでもいこうよ!俺ちょっとこの子と話したいから」
言い切り型で言ってしまうと女は弱い。
ここでも有無を言わず席を立つ。そして渋谷へ移動。渋谷のホテル近くの
アメリカンバーのカウンターの奥に座り、それまでと声のトーンを1キー下げ、俺は彼女にちょっとだけ夢の話する。
この時点でもう西川似もある程度の事は想定しただろう。
俺はここでゴールにたどり着くべく軽いトークをかます。
ちなみに俺のポリシーとして「彼女になって」とか「好き」とは絶対言わない。
あくまでSEXは愛と別という位置づけでゴールを決める。
さすがにこのテクは少々レベルが高い。
この場合お前らはやはりある程度口説かないと無理だろうな。
30分後、女はもはや覚悟を決めている。
ただここで「SEXしよう」でついてくる女は100%いない。
「一緒に泊まろ!!一緒に寝るだけでいいから。」
の言葉とともにホテルに向かう。午前1時15分。
ホテルでの西川似は、お約束の多少の抵抗はしたものの、首にキスをし始めるともうエロい声をあげはじめた。
「これ以上はダメ」
なんて言いながらパンツに手入れるともはや大変なことになっていた。
結局、午前4時まで2発カマし、俺のアダルティーな合コンはまた1勝が加わった。
つまんねぇ女だったけどな。