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最高水準問題集(理科) 動画解説

文英堂の「中学入試 最高水準問題集(理科)」を使う受験生と保護者に向けたブログ。問題集内の、誤植(ミス)一覧と、解説を読んでもわかりにくい問題の、動画による解説を載せます。


最高水準問題集(理科)の誤植(ミス)

★物質とエネルギー

*文頭の番号は、大設問の番号。

8(5)解答の間違い
(誤)272.5(g)  (正)272.4(g)

解説7行目に、400.36・・・=約400.1とあるが、400.4の間違い。
連動して、解答も、間違い。

なお、このような煩雑な計算で求める問題ではない。
解説5行目で、食塩が40gと出ているので、表からB液の濃さが10%なので、
食塩水は40÷0.1=400(g)とすぐに出る。
したがって、正しい解答は、400-(120+7.6)=272.4(g)

38 問題文の間違い

図中の操作⑤
(誤)「こい塩酸を多量」  (正)「こい水酸化ナトリウム水溶液」

現状では、問題が成立していない。


40(6)解説不足


石灰石とアルミニウムの混合物に塩酸を注ぐと、
まず、石灰石がすべて溶けて、そのあとでアルミニウムが溶ける。

このことを知らないと、この問題は解けません。
解説に補っておきたい。



53(3)解答が間違っている
(誤)17.5(cm)  (正)15(cm )

滑車2が2.5cm上がります。ここまではOK。
滑車2が2.5cm上がれば、同じ糸でつながった滑車1は、2.5cm 下がるので、
滑車の間は5cm近くなります。 答えは15cm

55(5)解答ミス
(誤)イ  (正)ア

解説にもあるが、入れた水の量と出た水の量が同じになると、
水面の変化が止まる。それは、約5分後になる。

59(4) 図のミス

図3の天井を取ること。
ばねAとばねBは、同じ長さではない(Bが短い)。
だから、この図自体がおかしい。

実際に、開成問題集などでこの問題を解いた非常に多くの子が、
「ばねAが70cmなら、Bも70cmじゃないの?」と言って、
この問題を質問にきました。