前々から考えていたことですが、令和六年度からお葬式における”白木位牌”を廃止することにしました。
浄土真宗では位牌を用いない・・・ここに異論のある方はおられないと思います。
白木の位牌はわれわれの先輩方が通仏教に準じる苦肉の策として、法名をかかげる台として多くの地方で用いてこられました。
私が本山で(及び、その道のスペシャリストに)教わった重要ポイントは・・・どうしても用いる場合は板札に書かず、紙に書いて(私はおもに印刷)巻くこと。
【あくまで位牌ではなく、紙巻き法名碑】
画像・左状態のような板木に直接的に書いちゃうと位牌として用いることになってしまうからNG。
お荘厳における設置場所は、正面中央をさけて左右のどちらかに。そして、火屋勤行のあと火葬場で棺のうえにのせていっしょに火葬する。
それでは、そのあと中陰壇に法名をかかげるのはどのように?
いくつかの方法がありますが私は厚紙を三つ折りにしたものを作成して用いてきました。※画像は前坊守の院号法名
しかしながら、たまにではありますが火葬の場面でおどろかれるご親族がおられたり、「位牌ではない」といいながら位牌と認識されていて、それをご説明するのに疲れることも時々あったりするので・・・来年度からはA5サイズの金縁アクリルスタンドを採用することにしました。
坊守の法名にて、実験的に作成
サイズ的にも質感もよいと思います
アクリルスタンドは、満中陰終了後に引き取らせていただき再利用する予定ですが・・・仮に回収できない場合でも低コストです。
そして木材の使用および焼却を止めることは、ささやかですが地球環境にやさしい取り組みといえます。
このようなアイテムを色々考案して販売してもらえれば需要は見込まれるかも。
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●重点プロジェクト推進室アンケートに関する追記●
この一年、ご門徒や周囲の反応をふくめて、”新しいなんちゃら”に時おり苦言を書いてきましたが・・・無償リーフレットに関して
先ず、リーフレット関連で濁っていないと思えたもの。
◇仏事奨励リーフレット=『また会える世界』
◇報恩講奨励リーフレット=①②④
◇「食」と「いのち」=冊子『ごえん⑥』
以上は、有償化されても求めたい内容です
次に、濁っていると感じたもの。
◇仏事奨励リーフレット『ようこそのお参りです』『新しい日常の中で』
◇報恩講参拝奨励リーフレット③=報恩講は”ありがとうの集い”なのでしたか?
⑤⑥⑦⑧⑨⑩=(レジェンド和上方のご法話はありがたいですが)出所のよくわからない文脈(エッセイ?)もみかけたり、で、総じて”浄土真宗のみ教え””新しい領解文”が掲載されているのは
このような聖人一流から外れた内容のリーフレットは、率直に申し上げると”人目につくところに出まわらないでほしい”とさえ思った
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近況、犬舎の解体作業をおこないました。
なんでもやります、お念珠をチェーンソーに持ちかえて。
ちょっと筋肉痛、でも、すっきりした。
音楽イベント協賛金箱を開けさせていただきました。
寺院会計に納入して、来年度ムジーク予算の一部とさせていただきます。
喜捨に感謝、有り難うございました。
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先般、西光寺門徒会よりⒶ”後期護持費””御供費”Ⓑ”本堂冷暖房費””境内電気代””本堂台所ガス代”を頂戴いたしました
Ⓐは年間予算の寺院会計に納入し、Ⓑは引き落とし口座のほうに預入させていただきます。
門徒会々員皆さまに衷心より御礼申し上げます。
釋俊彰