カートリッジ式のお蝋燭 | 奏楽山西光寺BLOG

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浄土真宗本願寺派西光寺(奈良県香芝市関屋)は、早期から檀家制を廃止し、現在は門徒会で護持されています
環境問題へのささやかな取り組みとして超小型モビリティを導入
グランドピアノを常設し地域交流を意識した音楽イベントなども企画発信中

先ずは、この続報から。9/1中外日報下矢印

新しい「領解文」混乱受け 推進策取り下げを 宗会、総局に申し入れへ:中外日報 (chugainippoh.co.jp)

久しぶりにグッドニュースでありますがグッ、この問題は病巣のごく一部であり、一筋縄ではいかないと思っています。もしも推進策が取り下げになれば先ずは結構なことですが、それだけでは済まされません。安居の件、法義示談の再開、真宗聖典(勤行本)なるあらゆる書籍・経本類に掲載しないこと。この他にも問題山積、もしも落としどころを曖昧にすると将来に歪みが残ります。きっちりケジメつけてください‼

門信徒のみなさんが迷惑しています。当山門徒のなかでは中央や教区に出てくださっている方(宗門に協力的)ほどご心痛です。

”新しい「領解文」”の文言は、少なくとも浄土真宗ではない】いや、もはや【仏教にあらず】と早期から多くの諸先生が指摘されていますが、先日のオンライン講座で仏教学がフィールドのN和上さま曰く【お釈迦さまが嫌ったバラモン教である】との見解・・・とても興味深く「なるほど!」と深く頷きました。

 

総局主導の「学習会」始まる。9/6中外日報下矢印

新しい「領解文」 宗派の学習会始まる 年内に18教区 安芸「理解できず」大半:中外日報 (chugainippoh.co.jp)

安芸のまえの九州における反応も散々だったと伝わっていますが、そもそも仏教徒が理解できないものが出てしまっているので即刻中止にするべき!!もしもこれが自動車だったら重大な事故を引き起こすリコール対象です。

私の周囲の先輩住職方は「無意味な学習会」「浄財の無駄遣いはやめてもらいたい」とご立腹ブー

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さてさて記事タイトル、今回は本堂のお蝋燭について。

私自身は和蝋燭ほんまもんの揺らぎが大好きですが、近年は煤の少ない和蝋燭型の洋ロウソクを好んで購入してきました。

ですが、年々お値段が高騰(何もかも物価上昇)汗

報恩講経費として朱色に限ってまとめ買い(数万円)させてもらっていた時期もありましたが、近年は法要収支も厳しくなり請求するのは申しわけなく汗

環境面を考えても・・・以前は、使い古しのロウソクを香芝市内の福祉施設に引き取ってもらっていたのですが、時移り現在はリサイクル(石鹸やキャンドル制作で再利用)されなくなり汗

そろそろ考え時かと思いました。

 

それで、とりあえず朱ロウソクに限りカートリッジ式を導入することに下差し

初期投資としての財源は永代経懇志からお願い

2年ほどで元がとれるどころか、のちのち経費的にも環境的もOKのはず。

マイナス面は・・・蝋燭職人さんが減少衰退してしまうことに関して一役買ってしまうことあせる

 

じゃ~~~ん!!

ハードワックス(パラフィン)製ですが、見分けがつかないぐらい精巧にできていますし、雰囲気もよくお荘厳に映えます。

 

予備カートリッジは一個125円というありがたいコスト拍手

さっそく引出しに収納スペースをば👆

 

実は昔々↓前住職(父)が木製カートリッジに手を出したことがありまして、昭和レトロとして今なお保管してあります(^^;

得意げに「どうや!なんぼ使こても減らへん凄いロウソクや!」と喜んでいましたが・・・私は内心「それはまたちがうやろ!」とツッコミ・・・なにしろ内部に真鍮ケースがあって、はめ込んだペンシル型蝋燭がバネで押し上げられる仕組みになっており実際には減っている。

つまり、これはこれで・・・かなり面倒くさいシロモノだったのです(^^;

こういう物を導入しては、子どものようにはしゃぐ父でした。

今になってよくよく考えると、性質だけは受け継いでいるのかもしれませんにやりあせるオーマイブッダ❕

釋俊彰おやすみ