門信徒追悼法要 / 続報:新領解文問題 | 奏楽山西光寺BLOG

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浄土真宗本願寺派西光寺(奈良県香芝市関屋)は、早期から檀家制を廃止し、現在は門徒会で護持されています
環境問題へのささやかな取り組みとして超小型モビリティを導入
グランドピアノを常設し地域交流を意識した音楽イベントなども企画発信中

先ずは、宗門にとって重大な問題のこちらから☟

本願寺派・新しい「領解文」消息巡り 「手続きに瑕疵ない」に疑義 勧学寮同意の経緯を記す文書、6月提出 寮頭「寮員に相談せず独自判断」:中外日報 (chugainippoh.co.jp)

制定の経緯や方法に瑕疵があった事実が中外日報さんの記事となっています。

●宗法第59条【勧学寮の合議制】

●宗法第70条【互いに他の宗務機関に不当に干渉してはならない】

少なくともこの二つに抵触していることは明らか☝

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三つの責任「新しい領解文」問題

①総局の申達した責任

②宗会が承認・可決した責任

③勧学寮が検証を尽くさなかった責任

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以上は、宗会に関する調査検討委員会における東海教区僧侶議員さまの指摘です。そして責任論でいえば、「本山からおかしなものが発布されるわけがない」と思考停止に陥っていた私のような方々、「唱和の強制や聖典の書き換えさえなければ無視すればええやん」と当初は安易に考えていた私のような方々にも責任の一端が無いわけではありません。宗門に属するみんなの問題です。

 

ご興味のある方はこちらに詳しくまとめられてありますので是非下矢印ご一読を。

答申無視、越権行為、引責辞任|新しい領解文を考えてみよう (note.com)

今回お名前が出てしまった総合企画室長Kさんは、たしか私のHEIAN仏教コース時代の二つ上の先輩?・・・左矢印かと思ったら汗同性ほぼ同名の別人汗間違いでした、訂正します。でも、同じ奈良教区。

まぁ同級生も先輩も何人かは宗務員になられて今なおご活躍ですが・・・前勧学寮頭に一対一の直談判で強い要求(結果的に引責辞任に追い込む)とはガーン・・・Kさんも命令された”駒”でしょうが、積極的に役割を担っておられたなら宗門人として残念です。

 

宗会が新しい「領解文」勉強会 推進策実施、混乱拡大背景に 勧学・司教らに議員要望の声 本願寺派:中外日報 (chugainippoh.co.jp)

失礼を承知で正直に書くと、門徒議員の方々は完全になめられています。なめられているとは?本山が右を向けというと素直に右を向く・・・つまり、言いなりが基本、大局に流されるだけの存在。【仏壮】【仏婦】などの組織や【門推さま】なども同じく。(ここに詳しく書けませんが関係者のオフレコ発言には耳をうたがいます)大切な局面なので、門徒議員の皆さまには意思表示の機会があれば心して取り組んでいただきたく、何卒よろしくお願い申し上げますお願い

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私が、この問題にこだわっているのは・・・やはり、ご門徒やお寺をおあずかりしている立場なので、伝道のなかに嘘偽りがあること(発生すること)、また、歪んだ教義(み教え)への書きかえなどがあれば、先輩お同行方や後継者に申しわけがたたないからです。しかも、今年は親鸞聖人御誕生850年/立教開宗800年という節目でした。

上矢印しかしながら、このブランド(下がり藤)を笠に着て、お寺を商売とする方々にはきっとどうでもよい話なんだと思います。

もともと本願寺派は他宗派から傲慢さを指摘されがち、その根底には日本仏教における多数派の自認があります。

しかし、仏教全体でみても世界宗教から考えても”真宗は極めて異端なグループ”で一種のマイノリティ。マイノリティはマイノリティたる個性を大切にし、光り輝く異端さを末代に伝えていかないとキラキラ

早期に総局の責任で「新しい領解文」を取り下げ、焼け野原をなんとかしていただきたいものです。

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8/10(木)当山唯一のお盆行事『門信徒追悼法要』を謹んでお勤めさせていただきましたお願い

一年さかのぼって往生の素懐を遂げられた門信徒のご遺族向け招待法座で、五年ほど前から新たな年中行事となりました。

通仏教でいうところの初盆の時期に、お寺の本堂にお参りいただき、亡き方々をお偲びしつつ、ご自身の後生の一大事についてお聴聞いただく”ご縁づくり”です。

本年は五軒のご遺族がご参拝くださいました。

ユーモアありホッコリありでいつもブレないお取り次ぎ、私も坊守もたのしみにしている花岡静人先生のご法話。

ご参拝くださいました皆さま、お志お心遣いをふくめましてご懇念ありがとうございました。衷心より御礼もうしあげます。

それぞれお寺との距離感はさまざまかと思いますが、これをご縁に、また今後ともよろしくお願いいたしますお願い

釋俊彰おやすみ