カルト問題と諸々

世界をみればロシアによるウクライナ侵攻、国内はカルト×政治のかかわり、この二つが根深き問題としてクローズアップされた昨年だったように思います。

カルトという言葉自体は、本来は悪い意味ではなく「崇拝」「礼拝」「信仰」といったニュアンスらしい。

学術用語としては【カリスマ指導者を中心とする熱狂的な会員集団】を指すので、宗教にかぎらず該当する集まりがあるのかも知れないですね。

人間の性質としていつの時代にもカルトは存在し、そこにはまり込んでしまう人々はある意味において純真無垢だったり大きな悩み悲しみを背負っていたり。

それにしても、現代の日本においては学校教育（私学はのぞく）から宗教の基礎知識があまりにも切り離され過ぎていることが原因のひとつなのかもと個人的に感じます。

カルトは、個人の自由と尊厳を奪う組織

入り口としては、不安をあおったり正体を隠すことが特徴的

（正体を隠している文化講座や趣味サークル多いですよ）

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カルトど真ん中の話ではないのですが、過去の聴講内容が面白かったので簡単にまとめてみます。

このブログへは、占いなどをふくむスピチュアル系の方からの足跡も多いですが、

”占い師”、”霊能者”と呼ばれる方々のリーディング技術について。

スピチュアルリーディングには二通り、

ホットリーディング←事前リサーチ

コールドリーディング←会話などの間に察知

どちらも心を読んだかのように思わせる技術です。

TVなどでもてはやされては消えてゆくスピチュアル系の方は、いわばコールドリーディングの達人で、それは天性・才能・訓練などにより研ぎ澄まされている。（←おれおれ詐欺の達人なども同類）人のしぐさや表情、顔つき、声、持ち物、好む色など様々から。

ちょっと気持ち悪いのが、ホットリーディングで古くは選挙人名簿だったり、家族構成、仕事、資産などをあらかじめ調べておく。カルト宗教が近づいてくるのは、やはり孤独な人（一人暮らしとか家庭内不和）でそれなりの資産のある人。←気をつけてくださいよ。

テクニックとしては、

ローボール・・・街頭アンケートなど。

ハイボール・・・無茶な提案から落とすことで感覚を麻痺させる

メンター手法、イエスセット、アプローズ、ラブシャワー

これらの言葉、皆さんご存知でしょうか？

すべてカルトやスピチュアル系にかかわる用語なのでよかったら調べてみてください。

知ることがひとつの防御になりえます、自分だけではなく大切な家族も。

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ここに直接貼れないみたいなのでリンク先よろしければどうぞ、NHKで放映された番組の一部です

また定例法座が再開したら、一度テーマにとりあげてみましょうか？カルト問題。

既成や伝統だったり社会的に認知されている宗教もカルトと紙一重な面がありますよ。

宗教十三世釋俊彰