爽やかな天候に恵まれた本年の『総永代経法要』、お知らせの通り4月20日(火曜日)に勤修。
昨春より年中行事における湯茶接待は見合わせており、失礼ながら飲み物はセルフサービスとさせていただきました。
280ml前後のミニボトルとミニ缶を取り揃えてあるのは、大きめのペットボトルは高齢女性にとって重く、また持ち帰るのにもかさばるという坊守の考えです。
❖昼座❖
勤行:仏説無量寿経(四十八願)
お内陣は透明ビニールシートと扇風機で、勤行時の息もれを外部へと空気の流れを考えました。
置き型のワイヤレスマイクはどうやら参詣者の補聴器に反応してハウってしまい地声でのお勤め←マスク勤行ってけっこう大変なんです(^^;
ご講師は京都教区から柱本惇(淳敬)先生
約二年半ぶり二度目のご出講で、たいへんわかりやすくお取り次ぎくださいました。
門信徒の皆さんとお聴聞させていただける時間は至福です。
❖門徒会総会❖
午後4時よりとどこおりなく行われました。
❖夜座❖
勤行:仏説観無量寿経
関屋地区の戦没者追悼法要を併修ということで、今回は表白のなかで三十九名の戦死者のお名前と往生年月日を謹んで読みあげさせていただきました。奈良の片田舎の小さな村で三十九名・・・この方々が存命だったら地域はどう変わったのだろう。
そして、参詣者の皆さまに新たに就任してくださった門徒総代さまをご紹介させていただきました。
余談:本年の参詣記念品ですが、オリジナルマッチと漫画施本三冊セットにしました。
漫画家で広島県徳正寺若院の有谿賢友(ありたにけんゆう)師とはながらく不思議なご縁をいただいていて、西光寺にも遊びに来てくださったことがあります。
私のような活字施本が苦手な方でも、気軽に読んでいただけるかもしれないと考えました(^^;
奈良では出まわっていない施本なので激レアです
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令和三年度ご参詣いただきました皆さまありがとうございました
そして、病院から見守ってくださった総代さんありがとうございました
本年度106名の方からご進納いただいたご懇志は、諸経費を差し引き宗教法人西光寺の運用会計に納入させていただきました。
そして、備品や経本、教材購入などの財源とさせていただきます。
釋俊彰