本山・龍谷山本願寺(通称:西本願寺)では、令和三年度の御正忌報恩講がお勤まり中・・・毎年、1月9日の午後(逮夜)から始まり→1月16日の午前中(日中)で終わります。
ですので、8日間にわたってお勤まりになりますが・・・7日間の法要です。
ちなみに、16日お日中(最終)のお座を『ご満座/ごまんざ』と云います、『満』の使い方は中陰(七日参り)の最終回を満中陰と呼ぶのと同じですね。お東さんだと結願(けちがん)日中法要だったかな?
今年の御正忌は新型コロナウイルスの感染急拡大をうけて、諸行事の内容変更や協賛行事などの中止が相次ぎました。
ネット環境にある方は、遠隔地からでも心はひとつ。
どうぞインターネット中継をご覧いただきまして、ご開山聖人のご遺徳をお偲びし、朋にお念仏をよろこばせていただきましょう。
御正忌報恩講インターネット中継について
当初、坊守のミッション予定が・・・10日(日)ラジオ収録と15日(金)奉讃演奏会で、私もそれにあわせ2回上山するつもりでしたが・・・中止や予定変更となり、本日12日(火)がラジオ収録日となりました。
御正忌中・後半の常例布教ご講師はレジェンド福間先生・・・夜座まで居られなくて残念
でも、逮夜法要前お御堂にてお聴聞させていただけました。
この日の逮夜(午後2時)は・・・行堂と雅楽が織りなす【浄土法事讃作法/じょうどほうじさんさほう】
いわば御正忌中の折り返し地点、あらためられた華やかなお荘厳(仏華などのいれかえ時期)のなか、専如ご門主が御導師として御出座されました
例年とちがい少人数の讃嘆奏楽衆による法要附楽でしたが、精鋭方々か?やはり本山の雅楽は右舞いすばらしい!
お念仏の声・声・声がお御堂に響き、なんともありがたい空間
コロナ禍であるからこそ、より一層深まる御正忌でありました
そして・・・なんと!いただいちゃいました
かの有名な御正忌みかん!・・・和歌山教区(有田地方)のご門徒から毎年御供としてトラック輸送されるエピソードは、以前に定例法座でご紹介させていただきました
今年はお斎も中止になったから、余計に感慨深い蜜柑・・・お味はもちろん極上ありがとうございます!!
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御正忌関連行事【第64回 全国児童生徒作品展】の展示も見届けてきました。
画像は絵画の部を中心に・・・それにしても幼児の絵が可愛すぎますそのままデザインとして使えそう。
関屋仏教日曜学校、在校小4~小6からの応募は本年ありませんでしたが・・・OB/OG枠から入選1名/特選1名
またもや寺院子弟ということで(^^;
当山、新発意しゅんのすけ👆作
その姉すざく👇作
二人ともアトリエでは油絵を・・・中学では美術部に所属しています。
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こちらは写真コンクール
他にも人権パネル展など、じっくりみせていただいてきました
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尚、京阪神に緊急事態宣言が発令される見込みとなりましたが、発令された場合は御影堂の椅子席が取り払われ、一般入堂参拝できなくなるらしく・・・したがってインターネット中継のみとなるそうです。
正確な情報は、公式サイトにてご確認くださいませ☟
❖浄土真宗本願寺派❖
❖お西さん❖
ネット中継は・・・15日夜の通夜布教が超おすすめです
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12日朝、自坊周辺も雪景色でした
釋俊彰