8/13(木)、『門信徒追悼法要』を勤修させていただきました。
ご縁づくりの一環として本年度からスタートする年中行事で・・・一年さかのぼって往生の素懐を遂げられた門信徒のご遺族をお招きしてのご法座になります。
新型コロナ感染対策として、換気を心がけ、マスク着用、心苦しいことではありましたが各ご遺族からの人数を制限し、さらに、時間を二部制に分けさせていただきました。
飛沫防止シートを厳選して二種類ネット注文していたのですが、前日になっても届かず・・・
某コー○ンへ買いに走りました!
セッティング出来た直後に荷物が届くという・・・見事なスレ違い
まぁよしとしましょう(^^;僕はいつもこんな感じ~。
大きさ厚みを色々考えましたが、結論的には2mm前後ぐらいがちょうどよいのかな。薄いと空気の流れの影響を大きく受け、厚いと重みで支柱が倒れやすい。
どの程度、意味があるかわかりませんが・・・これでご講師の表情を感じとってお聴聞いただけそうです
楽無しの喚鐘出勤で、主たるお勤めは念仏正信偈にしました。
行事鐘(ぎょうじしょう)担当は新発意(中二)
ご講師は、当山初となる田坂亜紀子師〈山口教区〉
伝道院にて布教指導もされている先生で、幅広くご活躍です。
坊守が本山ラジオでも大変お世話になりました
お話される雰囲気がとてもあたたかく、むずかしい言葉を使わず、わかりやすくお取り次ぎくださいました
お参りくださった皆さま、ありがとうございました
ご懇念お志賜わりましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。
今後ともお育てのほど宜しくお願い申しあげます。
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8/15(土)、戦後より行われている日曜学校の戦没者追悼墓参、一種の平和学習です。
昨年は台風直撃で中止となりましたが、本年は晴天でした
※備忘録的に記しておくと、本年は西光寺が導師(調声)や法話(挨拶)担当。地蔵盆も。
隣寺山門付近に集合し、いざ出発!
出席在校生5名と、地区遺族会の皆さまと共にお勤めさせていただきました
私のような戦後生まれは、薄っぺらなお話しかできませんが、
仏説無量寿経に出てくるお釈迦様の言葉『兵戈無用/ひょうがむよう』をご紹介させていただきました。
兵=兵隊、軍隊、戦い争う人々
戈=武器、兵器
『戈』をいう漢字を、そのまま具体的に表すと☟
(Wikipediaより)
天下和順日月清明風雨以時災厲不起國豊民安”兵戈無用”
仏さまの世界、或いは、仏さまのお出ましになるところには、災害や疫病もなく、また、兵が武器を持って争うこともない。兵力や武器はまったくもってして不要である。というような意味になります。←ざっくりで、かなり端折ってます
『戈』(を持ち合わせているの)は私自身(の心)とも受けとめることができるのではないでしょうか。
人間は自分の都合で”自分の正義”を振りかざし、縁によっては何をやらかしてしまうかわからない存在。
平和を考えるとき、自身の立ち位置(決して外側ではない)を当事者として意識することが重要と感じます。
地域から出征してくださった方々のご活躍とご苦労、そして、無念さにも思いはせ、お偲びさせていただきました
平和というと、あまりにもテーマが深く大きいのですが、今後も国レベルでの軍事衝突のない未来を築いてもらいたいですね。
コロナ禍、環境破壊、気候不順・・・もはや人間同士が争っている場合ではないです。
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法縁廟の仏華
いまの時節は数時間で煮え立ってしまいます
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■ご注意■
寺ヨガは、8/17(月)まで中止です。
9/21(月)より開催予定ですのでよろしくお願い致します
引き続き、残暑お見舞い申し上げます
釋俊彰