灯火(ともしび) | 奏楽山西光寺BLOG

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ひと昔前、本堂お荘厳における電球類のLED化はたいへん高額でした叫びホントにびっくりするぐらい。

 

そして、揺らぎ系が出始め・・・それでも数年前の京都某仏具店『お内陣ゆらぎLED工事』パンフには総額ンん十万💦

 

いいなぁ~と興味を持ちつつも、

”そこまでしなくても!”、、、”そこにお金かけるのはもったいない!”

 

そんな感じで過ごしていたら、最近のLED系電球は価格破壊(^^;

 

お内陣お荘厳の灯火(ともしび)系を充実させたかったので、色々お試し実験をすることに。

 

先ずは【菊灯/きくとう】ソケット付近の配線類の点検を行い、入り方の角度を垂直に改造しました。

(もともと右余間のみ垂直だったので、視的バランスを考え左余間も垂直に)

下矢印垂直のLEDの揺らぎ電球をセット下矢印

シルエットは蓮のつぼみみたいな感じです。

 

下矢印動画です。

揺らぎ方は微妙ですが、遠目にみると炎に見えなくもないような。

ちなみに昔は、菊灯も輪灯(りんとう)も油をさして実際に火を燈していたのですメラメラ

(稀にですが、現在でもそこにこだわっていらっしゃるご住職もおられます)

 

 

下矢印ちなみにご尊前の輪灯に揺らぎ電球をつけたらこんな感じ下矢印

 

ここは揺らがないLEDフィラメント電球のほうが落ち着きそうな印象です。

 

下矢印先ほどの揺らぎ菊灯を余間に設置するとこんな感じに。

消費電力を90%程度も節約できますし、電球もやけどするほど熱くはならない。

もう白熱電球にはもどれません(^^;

※3段階調節できるので揺らがない設定にもできます。

 
前々から気になっていたこと・・・前卓(まえじょく)前の菊灯があせる
引き継いだ時点で一つしかなかったのです、しかも木製下矢印
ですので今回、中古の菊灯一対を入手させていただきましたアップ
画像はないので、今度お参りされたときに確認してみてください。
なにげに禮盤(らいばん)付近が豪華になりましたキラキラ
 
ご開山聖人のところの輪灯(りんとう)もLED電球に。
より明るく雰囲気を損なうことなく節電になり耐久性もあり火災予防にもなる。
よいことずくめじゃないですか!
 
金灯籠(かなどうろう)も白熱電球のままだったので点検。
ケーブルの長さに問題アリ、調整しないと。
こちらもLED化、または、揺らぎLED化でいきたいと思います。
電球一個のコストが格安ですから、ぜんぶ取り換えても大きな出費にはなりません。
 
ちょっとのことで、より映えるお荘厳キラキラ
ご参詣皆さまにおかれましては、またご意見ご感想をよろしくお願いいたします。
 
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事務所のプリンターが一台不調続きでしたので、追加購入させていただきました。
用途によって4台つかいわけ体制になりました。
 
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夏が過ぎようというタイミングで、離れ部屋にすだれを設置しました。
ちょっとした補強を施していますので、よほどの大型台風でない限りは大丈夫だと思います。
 
釋俊彰真顔