三月定例法座 | 奏楽山西光寺BLOG

奏楽山西光寺BLOG

浄土真宗本願寺派西光寺(奈良県香芝市関屋)は、早期から檀家制を廃止し、現在は門徒会で護持されています
環境問題へのささやかな取り組みとして超小型モビリティを導入
グランドピアノを常設し地域交流を意識した音楽イベントなども企画発信中

実はハムラ―な私です。

趣味はハムちゃんずとたわむれることハムスター

某日、ブルーサファイアの姫と梅の香りをたのしみました桜

現在、拙寺には4匹のハム(ドワーフ種)が居ります。

変幻自在なカタチがたまりませんラブ

境内のベンチが巨大に見えます。笑

すごくおりこうさんで躾けなくてもトイレは決まった場所で。

砂場で身体を綺麗にしたり、巣作りも上手。

 

■17日(土)夜の定例@めぐみ会。30名弱のご参集。

昭和初期からの慣習(高度成長期がピーク / これは本当に珍しいレアケース)の中に、お寺側(僧職者)が姿勢を正し説明責任を果たしあらためていかないといけないのでは?という矛盾点がいくつかあるというお話をさせていただいたのですが、実はこれあせる今に始まったことではなく先代の頃からも内輪では幾度となく検討されていた問題であり、次世代にバトンを渡す前に出来るだけ改善していきたいと考える事項であります。

※実は、この件に関しては此処には書けない経緯もありますあせる

 

兎に角、今まで本当に門信徒のみならず地縁者方々からも支えてくださっていたことに心より感謝申し上げます。

 

葬送をはじめとする仏事は、ここ五年ぐらいで急激に簡素化の方向に傾き、いよいよ親鸞さまの仰っていた時代に。

寺院護持には厳しいですが、合理的な一面もあり悪いことばかりではありません。

個々へアプローチする大チャンスであり、全国のお寺では若手住職を中心に様々な試みがなされています。

本当に必要な方に必要とされるお寺に。

 

今月のDVD視聴は・・・本多執行長や中川翔子さんがご出演、京の銘菓『松風』の由来についての録画番組でした。

念仏奉仕団に参加される方にはタイムリーな内容だったのではないでしょうか?

 

■翌18日(日)は拙寺を会所として葛城北組仏教壮年会理事会が行なわれました。

S会長を始め、めぐみ会からの仏壮役員さまが尽力くださっています。

他寺院からお集まりいただいた方々も頼もしい雰囲気です。

『組』という枠組みの中での『仏壮』の興隆に期待。

夕暮れから闇にむかう紺碧の空色がすごい。

↓昨年の同時期の空も↓

この晩、写真家アラーキー(荒木経惟)さんの番組がNHKで放映されていましたが、『写真は切実である』ということ。

近親者の死によって深みが増すこと。

いろいろ考えさせられました。

アーティストからガツンをやられることは多々あり、そこから宗教者としての有り方も考えさせられます。

 

■20日(火)昼の定例@仏教婦人会。21名のご参集。

夜座と同様に、先ず『門徒』『信徒』『地縁者』の違いについてご説明させていただきました。

そして、『志』『法礼』『布施』はどう違うのか?総永代経法要を前に『志』の意義をクローズアップさせていただきましたが・・・布施についても余談で。

 

◆布施=与えること。ひろく施す。ダーナ(旦那さまの語源)。六波羅蜜(ろくはらみつ)の一番め。

※布施にもいろいろございます。

◇財施(ざいせ)=持っている物(金品)を離す練習。財を分かち合う。←現在における代表的な布施。

◇無財の七施=財がなくとも出来うる思いやりや支えあう心。←コレ大切にしたい。

◇無畏施(むいせ)=恐れを除き、癒しと勇気を与える。←日々門徒さまからいただいてます。

◇法施(ほうせ)=真実の仏法を伝えひろめる。←僧職者の役割はこれに尽きる。

 

仏教婦人会の役員改選で新役員さま方が決まりましたキラキラ

現役員さま方におかれましては三年にわたり世話役としてご奉仕くださいまして、内外でご活躍いただき、未熟な住職・坊守をお育ていただきました。本当にありがとうございました。

さらに和やかで意義深い仏婦活動のために、今後共ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

 

釋俊彰真顔