20日(月)は、午前10時半より仏教婦人会報恩講をお勤めさせていただきました。
仏婦役員さま方は、前日から大量のお供え物やあらゆる手配、重い段ボールなどを御運びくださったり、懸命の準備をしてくださっていました。法会の運営はこういった方々の活躍なくして成り立ちません。
当日、ちょうど小学校がオープンスクール(←福笑師匠の葬儀屋さんのマクラの通り、さいきんは何でもカタカナです・笑)の代休で、新発意の釋俊亮も出勤。
お得度はまだですが、今春の伝灯奉告法要・家族参拝で帰敬式を受け法名を授かりました。
拙寺の仏婦報恩講は昨年から内容を見直し、釈先生の講義で学んだ『法会の基本形』にそって、読師(どくし)と説師(せつじ)にわけ、読師は私が担当し、外部から説師(法話のエキスパート)を招聘することにしました。
共食(きょうしょく)は以前から行われていましたので、そこに娯楽の要素を少し加えるように心がけています。
報恩講や永代経といったような、真宗寺院における主要法座(行事)では、できるだけ外部からエキスパートを招聘するべきであり、仮に住職が法話に長けた方であっても、それは同じなのです。
読師[導師]も外部から指名招聘されているお寺も有ります。
本年度の仏婦報恩講ご講師は、組内の心強い仲間であり、気鋭布教使・中川大城師。
若手のホープを通り越して、宗門でも全国的に大活躍されており、本年の本山・御正忌報恩講の通夜布教にも出講されていました。
また、月刊誌『大乗』の”連研12の問い”の連載も記憶に新しいところです。
心に沁みるわかりやすいお取り次ぎに、会員の皆さま方は熱心に聴聞されていました。
お斎の半ばから、前記事に書かせていただいた落語DVDを観賞しました。
私自身ちょっと準備不足で、今年は”くじ引き”の用意ができませんでしたが、また来年以降は新役員さま方のご意見もお聞きして、より和やかで愉しい仏婦報恩講にしていければと思っております。
※忘れ物のお知らせです。
折り畳みのほうは、少し前から。
ピンク×黒のほうは、今回の仏婦報恩講です。
お心当りの方、ご連絡の程よろしくお願い致します。
釋 俊彰