関屋小学校3年生の有志11名が、今年も『校区探検』に来てくれました。
ありがたいことに西光寺を希望してくれた児童が多かったと伝え聞いています。
【山門開放キャンペーン!】の効果か?・・・と一瞬おもいましたが、よく考えてみるとうちの子どもたちが3年/4年だったりしますので、そこから興味を持ってくれたというのが正しい分析でしょう。
子ども視点は実に面白く、突然の質問も多かったです。
こちらは説明の言葉を、なるべく理解してもらえるように変換する作業(頭の中で)が難しかった
前もって10つの質問をいただいてましたが、その中から5つ。
①お寺には人は住んでいますか?
②お寺は、いつ掃除をしていますか?
⑥1日におさいせんは何円ぐらいたまりますか?
⑨お寺の中では、どんな服を着ているのですか?
⑩お寺のひみつはありますか?
ちなみに僕の答えは、①人間だけじゃなく、ハムスターやパグ犬、蜘蛛、ムカデ、いろいろ住んでいます。②気が向いたとき。③普段はゼロ円。④今日みたいな暑い日はTシャツとパンツ。⑤いっぱいあります。教えると秘密じゃなくなるので教えられません。
なのですが、本番ではもうちょっと真面目に答えておきましたよ。
さて、私事ですが、先月の末に『姉を偲ぶ会』として、釋尼妙覚の十七回忌法要を西光寺本堂でお勤めしました。
参集願ったのは姉にとっての従兄弟/従姉妹が中心、愉しい法事で盛り上がりました。
姉が残してくれた3人の子(もういい大人に成りました)と共に、施主的な役割を務めましたが、この法事の自分にとっての裏テーマは施主の気持ち。
日ごろ、僧侶としてご法事に出向させていただくときに、お迎えいただく逆の立場、つまり、施主様の思い入れを少しでも体感すること。
準備段階からいろいろ学びになりました。
西光寺住職としては、もしも後から通夜・葬儀の依頼があったとしても、できるだけ先約(ご法事のお約束)を優先させていただきたいと思っています。
釋 俊彰