僕は子供の頃
「誰のお陰でここまで育ったと思ってんの!」
とか言われて育ちました。。。
親から受けた「恩」は、生かしてくれた、こと?そんな訳ないと思うんですよね。
というワケで本日は!
「親が与えたと思ってる恩」と「子供が恩に感じていること」の違い
というお話しです。
でもね、親は「育ててあげた」=「恩」だと思っているんですよね。
だから「誰のお陰で~」とか言えちゃうんでしょうね。
子供からしたら、自分の意思とは関係なく「その家にいる」わけですからね。
「恩」とか言う前に、生かしてもらうのは、親としての当然の義務、ですよね。
それを、偉そうに、恩を感じろ、と言われてもねぇ、おいおいって言いたくもなります。
愚痴はこの辺にしておいて、子供の気持ちに戻って考えてみましょう!
僕の場合実は「そうは言っても恩を感じたこと」があるんです。
例えば、他の親なら「やらせないだろう事」を「やらせてくれた」時です。
ちょっと説明が難しいので、実例をご紹介しましょう!
この際だからカミングアウトしちゃいますけど
子供の頃の僕は、鉄道好き、だったんです。だったと言うか「今も好き」ですけどね。
熱狂的な鉄道マニアという程じゃないですけどね、子供の頃は、結構熱心なファンでしたよ。
その時に「今でも親に感謝してること」があったんです。
小学6年生の夏休み、鉄道の子供料金が最後の夏休み、ですね。
その時「初めて鉄道1人旅」をしたんです。
その当時1番好きだった、寝台特急の「はやぶさ」での1人旅です。
いまだに覚えてますよ、小学校6年生の記憶
唯一ですね。まぁ、嫌いだった担任の先生の記憶も多少ありますけどね。。。
奈良に親戚がいたので「横浜駅」から乗車して一晩かけて翌朝九州の「門司駅」で下車
その後に来る他のブルートレインを写真に撮ってから快速電車で「博多駅」まで移動
「博多駅」で九州各地へ向かう特急列車を写真に納めて、立ち食い蕎麦でお腹を満たす。
そして「博多駅」から「京都駅」まで新幹線で移動して、近鉄特急ビスタカーで「近鉄奈良駅」から親戚の家へ
そんな、子供にとって夢のような旅、をさせてもらったんです。
これってね、親からしたら全く無駄なコト、ですよね。
でもね「僕はいまだに覚えてます」よ
人生に大きな影響も与えてます。それくらいの思い出なんですね。
なんて言ったら良いのかな~
親がやってあげたいコトと、子供が叶えて欲しいコト、って
「なかなか同じにならない」
だろうなと思います。
だから僕は「親がムダだ」と思ったことでも
子供が「やりたい」と言ったら、なるべく叶えてあげたい、と思うんです。
親がムダだと思うことは「ホントにムダ」かも知れません、でも「それを判断するのも子供本人」です。
子供がやってみて「自分で判断する」必要がありますよね。だからやらせた方が良い
また、子供がやりたいと言ったことにも「ムダ」はあるかもしれません。
でも、その中に1つでも将来良かったなと思う事が有れば「叶えてあげた価値」がありますよね。
感謝されたいから、やらせてあげるわけではありませんよ。感謝は後になって気付く事も多いですからね。
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました!
次回もお楽しみに~!