お塩選び、意外と苦労しますね~
改めて売り場を観察してみると、誤解を招く表現の商品もありますね。
というワケで本日は
お塩の話のまとめと間違えない為のチェックポイント
についてのお話しです。
売り場でお塩を見ていると、
原産国と製法の表示が分かりにくいですね。
まずは製造方法を確認すると思うのですが
そこで1番誤解されやすい表現は
天日塩
ではないかと思います。
原料が日本の海水の天日塩
天日だけで塩を作ると相当の手間暇がかかります。
同じ天日塩であっても
オーストラリアの砂漠で作られる天日塩は手間がかからない。
つまり価格が安いんです。
輸入先はオーストラリア又はメキシコをよく目にします。
この天日塩は広い砂漠に海水を撒いて、それを太陽の光で蒸発させます。
つまり、手間がかかりません
ゆっくり結晶が作られるのでナトリウムの濃度が高くなります。
原産国はオーストラリアやメキシコがあります。🌵
海外の天日塩と日本の海水と混ぜてミネラル量を増やしているモノもあります。
悪いモノでは無いと思いますが、日本の天日塩よりもミネラル量は少ないです。
こんなイメージ
日本の天日塩>日本の海水+砂漠の天日塩>砂漠の天日塩>食卓塩
価格もだいたいこの順番だと思います。
日本の天日塩についても、工程の確認は必要ですね。
昔ながらの塩田でかん水を作って天日で結晶化するもの
天日でかん水を作って、平釜で結晶化するもの
いくつかの組み合わせが考えられるんです。
日本の天日塩は100gあたりのナトリウムの重さが85~90g程度のモノが多いです。
つまり10~15gはナトリウム以外のミネラル分が豊富に含まれているわけです。
たいてい成分表示があるので確認してみると良いと思います。
高いモノは100gで1000円程度ですが
100gで500円くらいから購入することが可能です。
海外産の天日塩と国内の海水を使ったモノは1kgで400円程度
つまり海外産の天日塩は手間がかからないので原価が安いモノです。
大量に使う際はアリだとは思います。でも味はとがって辛めですね。
海外産の天日塩で2年~3年かけて作っているモノは
ナトリウム98%だったりするので、ほぼ食卓塩と言って良いです。
熟成とか美しい海の水を、とか良さげなコトを書いていますので注意しましょう。
ちなみに岩塩もナトリウム濃度が高いので使いすぎは禁物ですよ
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました
次回もお楽しみに~
買う買わないは別にしてご参考までに
リンク先を見ると製法や成分など確認できると思います。
国産海水の天日塩のお塩で比較的お手頃なモノ
天日塩じゃないけど美味しかったのでおススメ、製法が面白いです。
ココからは海外産の塩を使用したモノ、大量に使う際にはアリ
海外産のお塩と沖縄の海水でミネラル分をアップしたモノ
海外産の天日塩ににがりを足してミネラルをプラスしたモノ