ヒトの病気を治すのは薬ではなく
ヒトの持っている免疫力と自然治癒能力です。
本日は
知らないうちに免疫を下げちゃってるかもしれないコト
についてのお話しです。
1回目は、お肌、のお話しから
免疫としての最初の砦はお肌、つまり、皮膚、です
皮膚が無かったら、細菌やウイルスに感染し放題になってしまいますね。
でも、皮膚がカラダの中への菌やウイルスの侵入を防いでくれます。
普段はあんまり意識していないですけどね。最初のトリデなんです。
最近は、手の殺菌とか消毒という言葉をよく聞きますね。
僕は、あまりアルコール殺菌をしません。
スーパーを出る時などは使う場合もたまにあります。
帰宅後は石鹸で手を洗いますが、水洗いだけの場合もあります。
家の石鹸は殺菌効果のある石鹸ではなく、無添加石鹸です。
理由は簡単で、皮膚にいる常在菌を守る為、なんです。
皮膚だけでも数百億から１兆の細菌がいると言われています。
いろいろな細菌のバランスが保たれていると、お肌の調子が良くなります。
例えば、肌が弱酸性に保たれている理由は
肌に住んでいる、表皮ブドウ球菌が皮脂を分解してできた脂肪酸のおかげなんです。
皮脂はグリセリンにも分解されるので、保湿などの役にもたっているというわけです。
じゃあ、他の菌は要らないか、というとそうでもないんです。
ニキビで有名なアクネ菌も、実はお肌を弱酸性に保つ働きをしています。
良い働きをする菌とバランスがとれていれば悪い働きは抑制されます。
悪い菌だけを殺菌することはできけないので、バランスを保つコトが重要なんです。
ちなみに、
汗に含まれる抗菌ペプチドが表皮ブドウ球菌の働きを助けます。
適正な皮脂や汗が皮膚常在菌のエサとなって天然のバリアになるわけです
お化粧する方は
朝から洗顔フォーム、その後お化粧して、夜はメイク落としで洗ったり
常在菌のバランスを保つのは大変そうですね。
僕が、お肌の為にやっていること
手洗いは無添加石鹼を使う
日焼け止めは使わない
制汗剤は使わない
虫よけは使わない
ハンドクリームやリップクリームはモノを選べば良いと思いますが
僕は、基本的に使いません。あと、香水やお化粧はしません。
今の時期は日常の手洗いが心配ですね。
菌達はちゃんと毛穴などに隠れるので、洗う分には大丈夫です。でもね
洗いすぎて皮脂が無くなれば、エサが無くなり増えることが出来ません。
そうするとバランスが崩れてしまうことにつながります。
顔はたまにしか石鹸で洗わないけど、テカってない無いし、ニキビも無いです。
あんまり言うと引かれそうですけどね。肌的には全く問題ありません。
皮脂の多いか少ないかは、食事が大いに関係していると思います。
いくら洗い流しても、脂を多く食べれば、おでこから脂が染み出てきます。
つまり、脂を気にするなら、脂モノを食べなければ大丈夫
ちょっと話が横道に逸れましたが
免疫力をうっかり下げてしまわない為には
肌の状態を適切に保つ
それが第一の砦を強くする、というわけです。
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
次回もお楽しみに～
これまでの免疫力の話はコチラからどうぞ
