今年も残すところ1ヶ月速いですよねー
寒くもなってきたし、飲む機会も増えてきますよね。
というわけで薬とお酒のお話しです。
市販の風邪薬で、漢方薬など生薬じゃない成分のお薬
熱や咳や鼻水など特定の症状に効くタイプの薬の話です。
薬とお酒、実は似ているんです。まずは風邪薬から
風邪と言っても、いろいろな症状がありますね。
熱、咳、鼻水、などですね。
鼻水の症状を例に考えてみましょう
鼻水は鼻の粘膜に菌やウイルス異物がくっつく
そしてその部分が炎症を起こすと、
炎症部分を洗い流すために大量の粘液を作ります。
それが鼻水というわけですね。
では、市販の風邪薬はどんな働きをするのでしょうか
例えば成分の1つ、ヨウ化イソプロパミド
鼻水の生産を促す神経伝達物質の働きをさまたげて鼻水の分泌を抑えます。
咳の場合も、熱の場合も、基本的な働きは似ています。
症状に対して、それを抑える働きをします。
なぜお酒と似ているのかというと
お酒の場合
会社で嫌なことがあって落ち込んだ
お酒を飲んだら、
落ち込んでた理由も大したことなく感じるし
嫌だったことすら忘れて楽しい気分になった。
さて、両者に共通していること、
それは
鼻水は止まったけど、風邪は治っていません
神経を遮断して鼻水を止めただけ、ですね
お酒は、嫌なことはその時忘れてるだけ
明日会社で同じ問題に直面して嫌な気持ちを思い出します。
どちらも神経回路を遮断しただけですね。
ただね、
薬の場合は必要な場合もありますよ
市販の薬は、イロイロ効くように不要な成分も同時に摂取します
しかも神経伝達物質を遮断する、だから恐いんです。
基本的には、薬は飲まないで治す、が1番だと思います。
でも、どうしても必要な場合はお医者さんと相談して決めましょう。
カラダの働きを助ける薬もありますからね
原因を改善する方向で治療方針を相談すれば良いと思います。
お酒は、誰にも相談しなくて大丈夫
飲むのは楽しい時だけ、にすれば良いですね
まぁ、止められれば1番ですけどね
今年も残り1ヶ月ですね。
風邪など引かないように、お酒は楽しい時だけにして
悔いを残さないよう健康的に過ごしましょう