農薬を使う側の話も知りたいですよね。
農薬を使うのにも理由があります。
もちろん悪気があるはずもありません。
本日は、日本でたくさん農薬が使われる理由と
農薬をなるべく避けたい僕らはどうしたらよいのか
のお話しです。
スーパーの店頭で販売されている野菜は
見た目がキレイなモノ、大きいモノが売れる
そして
大きさが均一じゃないと、お店にクレームがくる
果物は、甘いモノが美味い、的な価値観が蔓延している。
甘くなくても美味しい果物、たくさんあるんですけどね
むしろ味というか特徴的な部分が、薄れてる気がしますね。
虫や土がついている、葉っぱに虫食いの跡があるモノは敬遠される。
虫がついてたらクレームに発展してしまう。
そんな状況では生産者が、無農薬で育てた野菜を提供するのは
とても苦労して、リスクがあって、さらに儲からない、となってしまいます。
農薬を使って作るのも、別にサボりたいからじゃありません
均一に大きくなり過ぎず、小さくなり過ぎず、キレイな形に作る
これはこれで大変手間がかかるんです。
そうじゃない作物は買ってもらえませんからね
こっちを選ぶ消費者の為に一生懸命作ってるわけです。
と言うことは、
農薬を国が認めるているのが悪いのか
消費者が見た目の為にリスクを過小評価してるのか
どっちもどっちなんですね。
僕たちに出来ることは
苦労しながら安全な農作物を育てている農家さんを応援して
少しでも農薬の少ない作物が普及してゆく社会に変えてゆくしかありません。
最近は
ブログで情報発信している農家さんもいます
安全なモノを集団で購買できる組織もありますね。
そういった情報をうまく利用して、
自分の価値観にあった農家さんから
安心安全な食材を手に入れましょう
次回からはもう少し個別に避けたい危険なモノ
について考えてみたいと思います。