平和ならね、世界中で助け合って、分け合って、経済を回せば良いんだけどね。
でもね、それで儲けているのは一握りのトップ層だけ。
日本の製造業を見れば明らかです。工場で働く人は、タイや中国の労働者と比べられる。
でもね、経営者は両方の国にまたがって利益を得て高い給料をもらっているわけです。
ちなみにねこれも悪いことではないですよ。
でもね、少なくともしばらくはグローバルはダメというか、これまでのようにはいかないです。
何故かと言うと、コロナのお陰でいくつかの国の本音が見えた、ってことなんです。
これからの国家のあるべき姿は、肝心な部分を国内に残さなければ、今後起こるかもしれない数々のリスクに対応出来ない、という事を思い知らされたわけです。
だからね、引き続き強欲な経営者はグローバリズムで儲けようとするでしょう。でもね、国家がそうではない方向性を示さなくてはならなくなるんです。
マスクの騒動を見れば明らかですよね。
ヨーロッパでもね、コロナのお陰でいくつかの国が国境を封鎖して、物資の輸出を制限したわけです。
つまり、何かあれば1つの国に戻る、これがEUの真の姿なんだ、ということが分かりましたね。
表向きは喧嘩したくないし、助け合いが大切という姿勢ですよ、表面的にはこれまでのように進むと思いますよ。
でもね。自分に置き換えて考えてみてください。何か大変な事が起こった時に、嫌な部分の本音、が見えちゃった人、をその後も信じることが出来ますか?
平時に戻っても、嫌な部分の本音、を基準に付き合いますよね。
だから、コロナ後の世界はこれまでのグローバリズムとは違う世界になる。ということですね。
でもね。人と人のつながりは、これまで以上にグローバルになりますよ。
例えばね、オンライン飲み会、これに慣れたらね、アメリカだろうがヨーロッパだろうが、オンライン飲み会出来ますよね。
価値観がガラッと変わったんですね。
だからね楽しい部分もあるんです。