さいこのもと

 

夜の帳が落ちる直前。


マンションの窓からみえる夕焼け空を眺めるのが好きです。


もちろん、ゆっくり眺める時間などなく、


キッチンに立ちながら、洗濯物をたたみながら、何かしらしながら。


あっという間に空の色は暗くなります。


白い月を見つけると、仁汰は「つきー!つきー!」


と大騒ぎ。


夜が訪れるぎりぎりまで、いつもカーテンは開けておきます。


忙しい時間帯、慌ただしくなる心を一瞬冷静にしてくれる夕焼け空。


よっちゃんも見ていたらいいなぁ。


お店からは見えないだろうなぁ。


今日も彼は寒い深夜の帰宅です。


家の扉を開けた時、ホッとしてくれたらいいな。