西高英哉です。

 

いつか、バタフライエフェクト効果が

 

バッチリ効いた

 

タイムパラドックスモノを書きたいと

 

常々思っていますが

 

なかなか、そこまで辿りつきません。

 

西高英哉SFが好きなタイムパラドックスの作品は

 

やはり、RAハインラインの

 

夏への扉

原題:The Door into Summer

 

ですね。

 

 

未来に行った主人公が

 

未来世界で自動車産業並みに発展した

 

家庭用ロボットの最初の特許を

 

読むシーンが素敵です。

 

『果たして、この天才的な発明の

 

特許の申請者の名前は――

 

自分の名前、だった――

 

なぜだ――』

 

という感じですかね。

 

西高英哉は、実は、主人公が

 

発明者だった―― というタイムパラドックスは

 

素敵な話になりやすい

 

と思っています。

 

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有名なのが、主題のドラえもん最終回、

 

もしくは、「ドラえもんの開発者はのび太説」

 

と呼ばれるものです。

 

説明するより見たほうが早いので。

 

ドラえもん最終回は本当にあった!

 

Wikiにもこのように説明がありました。

 

『ドラえもんの開発者はのび太説


これは、1人のドラえもんファンが

「自作の最終回」と明記した上で作成した

オリジナルストーリーが、

チェーンメールなどにより一人歩きしたものである。

「電池切れ説」とも呼ばれる。

あらすじ:
ある日突然ドラえもんが動かなくなってしまった。未来の世界からドラミを呼んで原因を調べたところ、バッテリー切れが原因だと分かった。のび太はバッテリーを換えてもらおうとするが、このままバッテリーを換えるとドラえもんの記憶が消えてしまうとドラミから聞かされる。ドラえもんなどの旧式のネコ型ロボットのバックアップ用記憶メモリーは耳に内蔵されているが、ドラえもんは既に耳を失っていたので、バッテリーを交換してしまえばのび太と過ごした日々を完全に消去してしまうことになる。バックアップを取ろうにも方法が分からず、開発者を呼ぼうとするも設計開発者の情報はわけあって絶対に開示されない超重要機密事項となっていた。
のび太は迷った末、とりあえずドラえもんを押入れにしまい込み、皆には「ドラえもんは未来へ帰った」と説明。しかし、ドラえもんのいない生活に耐えられず、猛勉強をしてトップクラスのロボット工学者に成長する。工学者になってからしずかと結婚したのび太は、ある日妻となったしずかの目の前で、努力の末に記憶メモリーを維持したままで修理完了したドラえもんのスイッチを入れる。
ドラえもんが復活し、いつものように「のび太君、宿題終わったのかい?」と第一声を発言。ドラえもんの製作者が明かされていなかったのは、開発者がのび太自身だからだった。』

 

 

良い話です――

 

こういうストーリーテラーを目指して

 

がんばります。

 

西高英哉にとって、このようなお話を

 

考えることは、

 

まさに、「小さな旅」なのです。

 

大野雄二氏『小さな旅』

 

 

 

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