皆さまの装いが生活空間の彩りになるように。
きもの着付け教室 「彩きもの学院」でございます。

彩男が更新させていただきます。

先日の出来事です。

夜、眠りにつこうと天井を見上げると…

天井で黒くて小さい物体が動いている…

嫌な予感… まさか…

ゴ●ブ●様？？

家で目撃したら引越す決意をする人もいるという… ●キ●リ様？？

勇気を振り絞り、近づいてみると…

虫のようですが、ゴキ●●様ではないようです

逃がしてあげるために捕獲すると、正体は…

「蛍（ホタル）」でした！

蛍といえば、幻想的な光で私たちを癒してくれる存在。

「夏の風物詩」として親しまれ、その輝きは「季節外れのクリスマスツリー」と呼ばれたりもします。

さて、私の家に遊びに来てくれた蛍の種類を調べたところ「源氏蛍（ゲンジボタル）」のようです。

源氏蛍という名の由来は、

・「光る」ことから、源氏物語の光源氏にかけている

・平家打倒が叶わず無念の最期を遂げた源頼政の想いが、夜空に舞う蛍となった

など、様々な説があります。

私が「蛍」から連想すること…

一つ目は、歌の「蛍の光」です。

卒業式の定番ともいえる歌なので、日本の歌だと思っていたのですが…

実は、スコットランド民謡ということを知り驚きました。

そして、商業施設等で流れる「閉店のBGM」としても認識していましたが、これも実は「別れのワルツ」という楽曲であり、蛍の光ではないと知り驚きました。

二つ目は、蛍ぼかしの「きもの」です。

蛍が美しく舞うような「ぼかし」を表現した染めの技法。

蛍ぼかしは着こなしやすく、やわらかい雰囲気が素敵です。

控えめながら情熱的。

まさに「蛍」のようですね。

これからも「彩のお便り」をよろしくお願いします！

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