これから、私の考える男性心理の構造についてお話します。


生物である男性。


特に若い男性の深層心理には2つのモノが強くあるようです。


それは…


1 子孫繁栄(性欲)


2 自己の維持(サバイバルスキルを磨くこと、示すこと、評価されること)


の、2つです。



まず、1についてお話します。


男性が女性にはじめて出会う時…


合コンでも、学校でも、職場でも、男性は一瞬で、


その女性の容姿が自分の好みかを判断してしまいます。


そして…


好みでない女性は、いったん彼の視界から消えてしまいます。


女性(恋愛対象)として、存在しなくなるのです。




一方で、気になる女性がいると男性の視線は止まります。


そして、なんともいえない感情が その女性に対して


湧き上がってくるのです。


男性は、その女性を見ずにはいられなくなるのです。




そのまま忘れる事もできるのですが、


その女性がたびたび目の前に現れると、


なんともいえない感情が何度も襲うのです。


それがやがて執着に変わるのです。


程度の差こそあれ、男性の心は


そのように動くと私は考えます。



そして、興味(執着)を持った女性と


身体の関係を持ちたいと本能的に思うのです。


これは、性欲を満たしたいと気持ちであるのと同時に、


恋心でもあるのです。




よく女性が


「彼は私の身体にしか興味をもっていないようです。」


というが、恋愛感情と性欲に境界線を引くのは難しいのです。


男性がその女性に執着し、その女性を1人の人として扱うのなら


それは恋愛感情だし、そうではないのなら性欲なのかもしれないでうしょう。




男性は場合によって、アプローチをはじめます。


それは優しさだったり、強烈なアプローチだったり、


余裕だったりとさまざまでしょう。


男性は、気に入った女性が自分の手に入りそうかどうかを、


見積もりながら、あの手この手とアプローチしてくるのです。



このように、男性の心を惹き付けるには、男性から見た、


「手に入りそうで、手に入らない距離」


という心理的な距離をつくることが大きな効果を持ちます。


もし彼が、あなたを手に入れてしまったと思うなら、


彼は冷めてしまうのです。


そして、もし彼があなたを手に入れられないと思えば、


やがて彼は、あなたを諦めてしまうのです。



では、「手に入りそうで、手に入らない距離」とは、


どんな距離なのでしょうか??




「手に入った距離」とは、彼があなたを「手に入れた」


と確信している状態です。


それは例えば、一方的に彼にメールしている状態だったり、


あなたからばかり彼をデートに誘っている状態だったり、


付き合ってもいないのに、


あなたが彼に好きと告白してしまっていたり、


付き合ってもいないのに、


身体の関係を持ってしまった時に起きやすいです。


これらの行動で


「この女は俺のことが好きなんだな」と、


男性が確信している状態をつくってしまうのです。


男性は手に入らないものを手に入れようと行動する


のであり、手に入ったものには興味を失ってしますのです。



今、あなたが彼の「手に入った距離」にいるのなら、


彼はあなたに興味を失っているか、


テンションが下がっているでしょう。




一方、「手に入らない状態」というのは、


彼があなたに電話しても無視される、


メールをしても返ってこない。


彼があなたにデートの約束をしても、


いつも適当な理由で断られてしまう、


なにをしても喜んでもらえない。


など…女性がその男性に全く興味をもっていないか、


都合よく利用しているように振る舞うことによって


起きやすいでしょう。



男性はこれらの行動によって


「この女性は俺のことは好きではない」


「この女性は俺のことを利用しているだけだ」


「この女性と付き合っても得する事はない」と、


確信した状態になります。



そうなれば男性は、やがてアプローチを諦めてしまいます。


つまりは冷めてしまい、テンションが下がってしまうのです。




では、「手に入りそうで、手に入らない距離」とは、なにか??


これについては、次回お話したいと思います。