調香のために香りのカウンセリングをさせていただきながら、

やっぱり香りってすごいなぁと改めて感じる日々。

 

香りを前にすると、

こころに封じていた想いの扉が自然と開く。

閉じ込めすぎて

こんがらがって

ことばにできない想いが積もり積もって

もういいやって

あきらめて、閉じてしまったこころの扉。

 

それを香りはやすやすと

なにの無理強いもなく開けてしまう。

すっと開いてしまったことに

お客さま自身がびっくりされて、

そして、

逆に扉を必死に閉じようととりつくろうのは人のさが^^

 

そりゃ見たくないって閉めた扉だもの

開いたら困る。

けれど、開けないと

自分を見失ったままだというのも分かってる。

そのせめぎ合い。

 

カウンセリングではそういうシーンに何度も出会います。

 

 

不思議なのは

きっと人にズバッと指摘されると

反発して、いっそうかたく閉ざしてしまうのに、

 

自分が選んだ香りから伝わってくるこころの叫びは

香りとともにじわっとしみ込んで

「やっぱり扉をあけてみようか」って自然と思えること。

 

だって

自分で選んだ香りだもの。

自分の感覚からの声だもの。

人に言われて気づくより、もっともっとこころに届く。

 

「今さら自分のこころの声なんか聞いたって」って

別の自分が言うんです。って

おっしゃったお客さまがいらっしゃった。

 

そりゃそうだ。

過ぎ去ったことはとり戻せない。

涙流してみたってなにも変わらない。

そんなことより

うだうだ言わずに前見て進めよ。って

なんだか妙に現実的になる気持ちもよく分かる。

自分に酔ってるだけちゃうん。

なんだか妙に冷めた目で見てしまう気持ちもよく分かる。

 

けれどね、

本心でそれを思っている人はきっとわたしのところには来ない。

こころ

感覚

香りとかって目にはみえないものの話を

真剣に書いてるわたしのところには。

 

わたしのところに

このブログを読んでお越しくださるっていうことは

わたしがいつも書いてるように

香りを通して

自分のこころのあり方や感覚の状態をしりたい。

そして、

それを知って、

もっと自分をのびやかに柔らかに開いていきたいって思ってだもの。

 

だから、

別の自分が「今さら」なんてささやいても

それは本心じゃない。

素直になれないくらい、苦しい想いを抱えてるってこと。

 

どうぞ何度でも別の自分に話しかけてください。

「今さらなんていうてるけど、ほんまにそうなん?」って。

なんども、なんども。

 

きっと

閉じ込められていた自分の一部が

いろんな想いをぽつりぽつりと話し始めてくれる。

きっと

それを「うん、うん」って受け止めるだけで

苦しい想いは昇華されていく。

 

だれにも言えずにしまい込んできた想いだもの、

「やっと言える時がきたね!」って

自分からの想いをたくさんきいてあげてください^^

 

*

 

いろんなことを閉じ込めすぎて

自分がほんとは何を求めているのか分からなくなってしまっているあなた。

香りのちからを借りて

今の自分のこころや感覚がどうなっているのかみてみませんか。

香りはしぜんなかたちであなたに大きな気付きをもたらしてくれます^^

 

 

→香りをお作りする流れと料金

https://ameblo.jp/saika312/entry-12363381610.html