重い足を引きずるようにして京はアパートへ帰った。買物袋を冷蔵庫の前に放り出したままでテレビの前に寝転 がった。テレビを見るつもりはなかった。狭い部屋で横になろうと思えば、テレビと向かい合う形しかないのだ。殺風景な部屋にはそのテレビ以外、取り付けのテーブルとイスしかなかった。よく見ると、クローゼットの前には埃をかぶったキーボードが立てかけられていた。もうかなりの間、触れられるどころか見られることさえもされていないようだ。
京は目を閉じる。頭の働きが全て停止したようだ。しばらくはこのままでもいいだろう、いや、誰も止める者がいないのだから、好きなだけこのままでいいだろう。そう考えて、初めて体が休まるのを感じる。強張っていた体をほぐした途端に鳴ったバイブレーションに京は息をのんだ。
京は目を閉じる。頭の働きが全て停止したようだ。しばらくはこのままでもいいだろう、いや、誰も止める者がいないのだから、好きなだけこのままでいいだろう。そう考えて、初めて体が休まるのを感じる。強張っていた体をほぐした途端に鳴ったバイブレーションに京は息をのんだ。
