【西条昇の漫才史研究】晴乃チック・タックがメインの日劇公演のチラシ | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

昭和43年12月17〜26日に日劇で行なわれた晴乃チック・タック(現・高松しげお)がメインの公演『爆笑カレンダー チックタック ボーン!?ボーン!?』のチラシ。 

タックが口にする「いいじゃなぁーい」や「どったの?」といったフレーズが大ウケして人気絶頂だった頃のことだ。 

出演は他に、兄弟漫才コンビの桂高丸・菊丸、浅草オペラ歌手の田谷力三、バラクーダー(岡本圭司・ベートーベン鈴木)の前身であるコミックバンド「岡本八とダスターポット」、野球コミックが売り物の永田キングのチームなど。 

当時4歳の僕は、この少し後に、チック・タックの司会でちびっ子同士に墨を塗ったグローブでボクシングをさせる東京12チャンネルの番組に出場し、顔中を黒い墨だらけにされて負けたことがあった。