喜劇俳優・芦屋小雁さんのご冥福をお祈り致します | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

喜劇俳優の芦屋小雁さんが3/28に91歳で亡くなられたとのこと。 

兄と共に芦の家雁玉に入門して芦の家雁之助・小雁を名乗り、コメディアン転向後は芦屋雁之助・小雁としてOSミュージックホールに出演。そこで出会った作・演出の花登筺の誘いで出演したTVコメディ『番頭はんと丁稚どん』『らーめん親子』『とんま天狗』などで茶の間の人気を得た。 

現在残っている『てなもんや三度笠』の雁之助・小雁・雁平の芦屋三兄弟の出ている回を観ると、当時の彼らの面白さが伝わってくる。 

小雁さんはキッチリと芝居をしつつ、突然、性格が豹変して子どものようになるなどの狂気を秘めた演技が光っていた。 

アーノルド・シュワルツネッガー主演の『コナン・ザ・グレート』のタイトルをモジッて『小雁ザ・グレート』と題した公演を行ったこともあった。 

写真は昭和30年代前半のOSミュージックホールのパンフレットと、漫才時代に出演した京都・富貴のプログラム、芦屋三兄弟で出演したトップホットシアターのチラシ。