【西条昇の昭和お笑い史研究】安藤ロール時代の坂上二郎と元相方の内藤ロック坂上二郎は萩本欽一と出会ってコント55号を結成する前に内海突破の門下となり、安藤ロールの芸名で内藤ロックと漫才コンビを組んでいた。二人の芸名は当時流行の〝ロックンロール〟をモジッたものだ。コンビ解散後の坂上は島倉千代子ショーの司会・コントや日劇ミュージックホール出演を経て浅草フランス座の幕間コントで萩本欽一と運命的な出会いをする。