【西条昇の浅草芸能史研究】大阪・新歌舞伎座で『音楽劇 浅草キッド』を観劇 | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

昨日11/4は夕方から、東京公演で観られなかったビートたけし原作『音楽劇 浅草キッド』(脚本・演出 福原光則)を大阪・新歌舞伎座で観劇。
Netflix映画版がたけしと師匠の深見千三郎との師弟関係に焦点を当てていたのに対し、舞台版はその二人に加えて深見の妻で踊り子の亜矢、芸人仲間の兼子二郎、高山、マーキー、作家志望の井上といった浅草フランス座の人々のキャラクターを際立たせるエピソードも多く取り入れた群像劇であり、彼らの心境や状況を歌で表現する音楽劇になっていた。
たけし役の林遣都さんも深見役の山本耕史さんも良かったっす。