【西条昇の昭和ストリップ史研究】京都の老舗ストリップ劇場・DX東寺へ | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

今日2日は大阪から京都へ移動してストリップ劇場の老舗であるDX東寺へ。
若松劇場が閉館してからは芝居小屋の風情の残る外観を持つストリップ劇場は今やここだけか。
1971年の開館21周年興行には初代・一条さゆり(当時の劇場前集合写真の中央列の真ん中)も出演。
73年の開館23周年興行のポスターを見ると、40名を超す踊り子さんが出演し、空中ゴンドラ回転2台レスビアンも行われていたのだ。
歴史ある劇場で観ると、友坂麗さんをはじめとする踊り子さんたちの醸し出すしっとりした情感がいつにも増して心に沁みた。