「ウルトラQ」で主人公・万城目淳の助手・戸川一平役を演じていた俳優の西條康彦は僕の親戚の叔父さんである。
何代か前のつながりになるようだが、実家が神楽坂と飯田橋で近いせいか、顔を合わせる機会は多かった。
僕が中学生になる頃に飯田橋の実家をビルに建て直している間は神楽坂の康彦さんの家の敷地のアパートを借りて住んでいたし、ビルが完成して数年間は一階に康彦さんの経営する喫茶店が入っていた。
1950年代後半から60年代の東宝映画を観ていると、康彦叔父さんがひょっこり顔を出す場面があって、不思議な気持ちになる。