【西条昇の戦後芸能史研究】第1回「日劇ウエスタンカーニバル」プログラム | 西条昇教授の芸能史研究

西条昇教授の芸能史研究

エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

65年前のちょうど今頃、1958年2月8~14日に有楽町・日劇で第1回「日劇ウエスタンカーニバル」が開催されていた。
客席を占めた10代の少女たちは熱狂してステージに紙テープやトイレットペーパーを投げたり、ステージ上のロカビリアンを引っ張って引きずり下ろしたり、現在のアイドル・コンサートやロック・フェスの先駆けとも言えるイベントであった。
これで平尾昌晃(昌章)、山下敬二郎、ミッキー・カーチスは〈ロカビリー三人男〉として時の人となり、〈ロカビリー〉は社会現象となっている。