【西条昇の浅草軽演劇史研究】僕の好きな軽演劇役者の芸名ベスト3 | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

僕の好きな軽演劇役者の芸名ベスト3
1位  大方宗太郎
エノケン一座の人。何か大友柳太朗のような時代劇の大物俳優みたいだが、〝おおかた、そうだろう〟が由来。
2位  小山草介
「笑の王国」の役者。おやまそうすけ、新劇俳優に居そうだが、〝おやまあ、そうかい〟が由来。
3位  依田光
エノケン一座の人。よだひかる、役者になる前に与太っていたからと〝与太公〟が由来。

こうしてみると、いかにも奇抜を狙ったものではなくて、すっと目に耳に入ってくる普通の名前のようでいて、実は適当にいい加減に付けられたに違いないというのが好きなんだなあ。
大方宗太郎と依田光はエノケンが名付け親かな。