【西条昇のストリップ史コレクション】大阪・温泉劇場「娘のムスメは小麦色」台本 | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

手元にある、昭和32年(1957)7月21日初日の大阪・新世界の温泉劇場でのゴールデン・ショウ「娘のムスメは小麦色」(仮題)14景の上演台本。
構成・演出の紋多一声は各地のストリップ劇場の台本と演出を手掛けたほか、放送作家や大道芸研究家としても活躍した人だ。
中を開いて見ると、どのページも、かなりギッシリと書き込まれている。
昭和30年代までのストリップ劇場には、こうした台本が必要だったのだ。