【西条昇のメンコレクション】澤田隆治さんを偲んで「スチャラカ社員」の角面子 | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

澤田隆治さんを偲んで。
脚本・香川登志緒さんとの名コンビによる澤田さんのディレクターとしての出世作「スチャラカ社員」(1961.4~67.4 ABC)の角面子。
海山物産社長にミヤコ蝶々、支店長に横山エンタツ、課長に長門勇、社員に中田ダイマル・ラケット、藤田まこと、川上のぼる、人見きよし、笑福亭松之助、少年給士に白木みのる、事務員の初代が長谷百合、二代目が藤純子、四代目がのちの西川ヘレン。
この番組から藤田の「はせくぅ~ん」、人見の「ホント!?ちぃ~とも知らなかったわあ」、長門の「おえりゃあせんのう」など、多くの流行語が生まれた。
澤田さん曰く「番組が終わる時、ダイマル先生が泣いてました。(TVにおける)自分の時代が終わるというのがあったんとちゃいますかねえ」。