【西条昇の浅草・軽演劇史コレクション】昭和6年の玉木座でのプペ・ダンサントのプログラム手元にある昭和6年2~3月の浅草・玉木座でのプペ・ダンサントのプログラム。旗揚げ当初の寄せ集めごった煮メンバーから浅草オペラで活躍した清水金太郎夫妻や「奇々怪々一座」の中山呑海や淡谷のり子らが抜けて、榎本健一、二村定一、柳田貞一らエノケン一派が中心になってからのものだ。文芸部には文芸部長のサトウハチローの他、菊田一夫、山下三郎らが在籍。のちにエノケンの片腕的存在のレヴュー作家となる菊谷栄は舞台装置を担当していた。