【西条昇のキャバレー史研究】キャバレー芸人紹介専門誌のアクロバットダンサー | 西条昇教授の芸能史研究

西条昇教授の芸能史研究

エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

手元にある、全国のキャバレーにフロア・ショーのタレントを宣伝するための業界専門誌「ショウ イン ジャパン」1975年11・12月号のパシフィックインターナショナルプロモーションのページ。
タレントはアクロバットソロダンサーの葉山仁智子だ。
今はこうした軟体系アクロバットをコントーションと言うそうだが、昭和のキャバレーのフロアショーにはアダジオのペアと同様に多くのアクロバットダンサーたちが出演していた。
戦前の日本には岡本八重子・文子というアクロバットダンサー姉妹が居り、昭和20年代のストリップ初期にはR・テンプルというアクロバット・ヌードのスターが居た。
日本のアクロバットダンサーの歴史を調べてみるのも面白そうだな。